今日小鼻縮小内側法をやりました。
小鼻が変わってないように思い不安です。腫れってあるのでしょうか?これから変わりますか?
ビフォーアフター載せておきます。
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(2022-03-22)
初めまして。医療法人美来会 Kunoクリニックの九野です。
やちさんの写真を拝見致しました。この(未抜糸の)時点でのお写真ではまだ炎症期なので多少の腫れは残存しているかとは思いますが、鼻翼の形状は抜糸後も、これ以上はそれ程変わらないでしょう。寧ろ、一般的には抜糸・痂疲の除去や瘢痕の肥大等により術後の後戻りも多少あるくらいです。
今回のご不安の原因は、術前に担当医との打合せで(術後にどんな鼻翼の形状になるか等の)充分なシミュレーションや説明がなされていなかった可能性が考えられます。
当院で他院修正に来られた数々のお客様から伺うと、よくある「失敗談」の原因の一つに、御本人様が「こんな鼻になりたい」とご希望されていることと、医師側が「この手術ではこんな風になります」とのイメージに大きな隔たりがあることが挙げられます。やちさんがたとえどんなに小鼻(鼻翼)縮小を御希望されていても、鼻の専門医が小鼻縮小術を勧めたとしても本来は「小鼻縮小術」が必ずしも第一選択ではありません。
たとえ内側切除方式だったとしても適応外の方に「小鼻縮小術」のみを先にしてしまうと、以下の問題が生じ得るからです。
・不可逆的な呼吸抑制が生じる可能性がある
・却って鼻尖部が太く見えてしまう恐れがある
ご自身の鼻で鼻翼をすぼめる様なシミュレーションをしてみて、その何れかが生じる場合には、やはり小鼻縮小術自体が不適応か制限付き適応になることが充分考えられます。(無理にしてしまうと鼻腔を広げる他の有効な代替方法が無い場合には、鼻呼吸障害が永続的に続いてしまいます。)従って、そのために今回の担当医が安全を担保するために敢えて手控えた可能性もございます。しかしたとえそうだとしても、術前からどの程度小鼻が細くなるのかを担当医がしっかりとやちさんご自身に具体的に提示しておかなければならないでしょうね。
現在は「小鼻縮小」術も単に内側切除するだけの方法のみではなく当院オリジナル技術ですが、内側創からの鼻翼根部の組織トリミング術や(笑顔時でも小鼻が広がらない)完全CLOSE式の「小鼻縮小&基底縫縮術」がございます。
「小鼻」と「鼻尖部」を両方同時にかつ永続的に細くご希望される場合には、(完全CLOSE式)鼻尖軟骨切除術も有用です。実際の様々な症例は当院HPに公開しています。今後の選択肢を増やされたい場合には探してみて下さい。
九野広夫先生の小鼻縮小術の症例 (アフター)
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