10日ほど前に片側の小陰唇縮小の手術をしました。(抜歯なし)
出血は無くなりましたが、その後(5日目頃でしょうか)からナプキンやおりものシートに黄色い液体のようなものがついていました。
何日も続いているため見て確認したところ、小陰唇の縫い目にそうように黄色い膿のようなものが付着していました。
また、施術した方の小陰唇はまだ腫れがあるように見えますが、縫い目に沿って黄色い膿のようなものに加えて片側の小陰唇が2つになっているように見えるため、きちんと縫われているのか不安です。
腫れているが故の見た目なのでしょうか。
黄色い膿のようなものはやはり化膿しているのでしょうか?
経過の一つですか?
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(2018-06-26)
あんぬクリニック 舩津 あんぬ です。
怪我や手術で皮膚に損傷があった場合、それらを治すために周囲からリンパ液リンパ球・不用の組織を運び出す貪食細胞・新しい組織を作る細胞などが集まって来ると同時に細胞成長因子も放出されややネバネバした黄色い状態となって傷を覆って治していきます。これは細菌がついた化膿とは全く異なるものです。
これらは手術創がぴったりと合わさっていればあまりみられないのですが、例えば擦り傷・びらん潰瘍・やけどなど面積のある傷の際にはよくみられます。
細菌がついて化膿した傷は紅く腫れて熱感を持ち痛みます、膿も不快臭を感じます。このような不快な症状がなく、ただ黄色いねばねばの状態は心配しなくて大丈夫です。
術後10日くらい経ちシャワーや入浴も可能でしょう、日本の水道事情は非常に良いので普通に清潔にされていればまず化膿の心配はありません。
黄色いねばねばの部分はあまりこすり落とさないようにして、しかしながら清潔も重要ですので周囲から優しく恥垢など残さないように優しく洗って下さい。
早晩上皮化してくるでしょう。
また片方だけ手術された場合、落ち着くまでは術後の腫れによる左右差が気になることはあります、10日目はまだ腫れの乗っている時期ですのでもう少しお待ちください。
片側の小陰唇が2つになっているように見える、というご心配に対しては状況を診ていないのでよくわかりません。
お大事に。
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