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溶ける糸と溶けない糸のメリット・デメリット


女性器の小陰唇形成手術を検討しています。
ほとんどの手術には「溶ける糸」を使うようですが、
「溶ける糸」を使用するメリット・デメリットは何でしょうか?

また、病院側患者側の時間や金銭的負担を全く加味しないで手術を検討した場合、
「溶ける糸」「溶けない糸」のどちらが適切でしょうか?

1 名のドクターが回答

舩津あんぬ

2019-10-22

1045View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2019-10-23)

あんぬクリニック 舩津 あんぬ です。

 小陰唇手術後の縫合とその後の経過について現在主に行われているのは、
1)創縁をあわせて外表部で縫合する
 ①溶けない糸で縫合し抜糸する
 ②溶ける糸で縫合し、特に抜糸せず溶けるのを待つ
 ③溶ける糸で縫合しつつ、適時に抜糸する
2)皮膚外表部を縫合しない
 ④皮膚内部で創を合わせるように縫合するが、外表部は縫合せずに医療用皮膚ボンドで接着する

 などが考えられます。

 糸の種類、太さ、縫い方、結び方、締め方、抜糸の有無、抜糸までの日にち、また十分な止血など多くのファクターが傷の出来上がりに関与してきますので一概にどの方法が一番良いと決めるわけにはいかず、それぞれの先生の習熟度、見解により好みの施術法・お薦めも異なるでしょう。

 ただ言えるのは、雑な手術をされれば当然汚い結果になりますので、慣れた手術法で自信を持って丁寧に繊細に手術していただけるかということの方が大事です。
 
 私は、糸がついている間の違和感、抜糸のしやすさ、抜糸に来院できない場合の対応も可などの観点から、基本的には溶ける糸で縫合し適時に抜糸する方針をお薦めしています。
 小陰唇は非常に傷の治りの良い部分ですから、丁寧な手術をすれば、抜糸せずに溶ける日にちを待っても汚い傷の心配はありません。

 
 最近では皮膚ボンドの使用を謳うクリニックも増えているようですが、やはり創縁をきっちり癒合させ難いこと、皮膚ボンド自体がもともと皮膚粘膜境界部・蒸れる部位・擦れる部位への使用を薦めておらず刺激症状の可能性もあることから、当院では使用しておりません。


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