小陰唇縮小、副皮切除を検討しています。
抜糸に行く時間がなかなか取れないことに加え、ダウンタイムが短く創部の仕上がりも綺麗である観点から、施術を考えているクリニックでは抜糸の必要のない、溶けない糸での中縫い方法による施術を推奨されています。
この溶けない糸を使用する際に、不安な点が5つあります。以下についてご回答頂けますと幸いです。
①糸は大体どれくらいで溶け切るのか(大体1ヶ月とのことですが、それ以上かかる場合もあると聞くので、最大でどれくらい期間を見積もればいいか)
②しこりなどの原因になると聞くが、しこりになった場合は自然に軽快しやがてなくなるのか
③感染や異物性肉芽腫の原因にもなるとのことですが、この頻度は高いものなのか
④ ③のような状態になった場合、原因となるものを除去する必要があるが、溶けない糸を抜糸するのは可能なのか。患部を再操作し、より状態が悪くなってしまうことがあるのではないか
⑤やがて糸が溶けきって体内に吸収されたら、感染やしこり、肉芽形成を起こすことはないか
(たとえ施術後問題なく経過しても、数年経ってから溶けない糸を原因とした腫瘍形成や感染が起きないか)
よろしくお願い致します。
1 名のドクターが回答
1件の回答があります
1件目の回答
(2022-12-26)
中目黒にあるソルクリニック院長の向井英子です。
婦人科形成に関するご質問ですね。
回答いたします。
①糸は大体どれくらいで溶け切るのか
⇒溶けない糸を使うのにどれぐらいで溶けるかという質問は矛盾しています。溶ける糸では1か月ほどで溶けますし、溶けない糸は溶けずに残ります。
②しこりなどの原因になると聞くが、しこりになった場合は自然に軽快しやがてなくなるのか
⇒状態にもよりますが、糸の種類というよりも体質的なことが言えます。術後正常な経過でも傷が硬くなりますが、それは自然軽快します。それとは別のしこり状態なら残ることも考えられます。
③感染や異物性肉芽腫の原因にもなるとのことですが、この頻度は高いものなのか
⇒縫合糸膿瘍のようになることが稀にあります。頻度は高くありません。
④ ③のような状態になった場合、原因となるものを除去する必要があるが、溶けない糸を抜糸するのは可能なのか。患部を再操作し、より状態が悪くなってしまうことがあるのではないか
⇒抜糸することはおそらく可能です。患部の操作で傷が開いてしまいますが、感染をそのまま放置していると悪化しますので適切な外科処置をします。
⑤やがて糸が溶けきって体内に吸収されたら、感染やしこり、肉芽形成を起こすことはないか
⇒可能性は0にはなりませんが、かなり稀だと思います。
以上、ご参考いただければ幸いです。
お大事になさってください。
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