1年と少し前に小陰唇縮小術と左側副皮切除をしました。
右側の小陰唇の上部(指で示しているあたり)にしこりのような、
触った感じ硬いものがあります。
当初はあまり気にならなかったのですが
時間が経つにつれて硬くなってきているような気がします。
これは肥厚性瘢痕または肉芽腫と呼ばれるようなものなのでしょうか？
時間が経てば左側のように柔らかくなめらかな感触になるのでしょうか？
それとも治療が必要でしょうか？
溶ける糸で縫合し抜糸もしてもらっています。
ご回答よろしくお願いします。
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1件目の回答
（2024-09-30）
あんぬクリニック 舩津あんぬ です。
表面的に出血などのないしこりだけですので、おしゃるように肥厚性瘢痕や肉芽種が疑われます。
病因は異なりますが病態は似ていますので写真だけから確定診断は難しいですが、強いて言うと肥厚性瘢痕は真皮繊維成分の増殖で皮膚表面に盛り上がってきます、また小陰唇の術後ではっきりと肥厚性瘢痕を形成した症例を経験しておりません。
肉芽種は手術時の糸や手技により生じた壊死組織など埋入異物・不要成分を核として肉芽形成しますのでやや深い位置にできます。
このことより、まろ様の病態は肥厚性瘢痕よりも肉芽のような印象を受けます。
それほど大きなしこりではないので肉芽形成の遠因となった炎症が落ち着けば周囲から少しずつ吸収されていく可能性もあります。
経過を見られて増大傾向があれば切除がよろしいかと思いますが、それほどでもなければもう少し経過を見られてみてはいかがでしょうか、お大事に。
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