前額リフトを検討しています
しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト) フェイスリフト手術
眼瞼下垂手術と加齢で眉が下がり重い二重になりました。眉と目が近いので眉下はやりたくありません。
前額リフトか眉上切開を検討していますが、額リフトは額にプロテーゼが入っていても可能ですか？また、眉上切開は眉下に比べて傷が目立つと耳にするのですが、傷は目立ちますか？
1 名のドクターが回答
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（2023-01-17）
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。瞼の余剰皮膚（タルミ）を修正するためでも「眉上切開」や「前額リフト」はしない方が良いでしょう。元来、瘢痕が目立つだけではなく、眉毛の永久的脱毛や上眼瞼の不自然な形状および開閉眼障害を来すリスクが高い手術なので、当院ではNG指定しています。
この手法そのものに限界と欠陥があります。多くの医師は前額でも眉上でも切除デザインを紡錘形（笹の葉状）にするか、曲線の平行四辺形様にして縫合しますが、もう一段の工夫をしなければ縫合線は得てして「直線的に」なってしまいがちです。切開線の位置を2次元的なモノサシで睫毛から何㎜の幅に正確に計測したとしても、二重ラインのみならず目の大きさ・形や表情は自然にはならないでしょう。まして、前額には既にプロテーゼが挿入されているのでしたら尚更です。
瞼には皮膚の厚み、タルミ、眉との距離、窪み、モウコヒダの突っ張り具合や厚みなどのファクターがあり、それを眉から上だけの切除のみでムリに制御しようとすると、却って（常に眉が上がったままの驚いた表情や閉眼障害などの）別の問題が生じます。瞼こそ（1日何前回も瞬きする動的組織であるため）フルオーダーメイドの４Dデザインが必要だと考えます。
したがって、眉上切開は利点がかなり限られているのに対して、被るリスクやデメリットが甚大なのです。
そもそも眼瞼下垂に対しては（当院では少なくとも2007年開業以来）、全切開や挙筋前転・短縮術・眉上下切開・前額リフトなどを一切せずに（一部の真性を含む）全症例の仮性眼瞼下垂が治療できるほど、技術がずっと進歩しています。
https://clinic-nine-fields.com/column/gankenkasui-00/
下記のアドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストすれば実際の類似症例をご覧になれます。
https://clinic-nine-fields.com/column/gankenkasui-00/
当院では開業以来、眉上切開も前額リフトもせずに全症例解決できています。
https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/rejuvenation/
はるかさんのご質問のお答えになっていなければすみません。参考になれば幸いに存じます。
九野広夫先生のフェイスリフト手術の症例 （アフター）
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