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ベイザーと糸で吸わずに剥離再固定というアプローチについて。


魅力なのが、
糸単体より持ちがいい。
ベイザーで溶かすことにより余分な脂肪を頬コケに補う。
頬コケ脂肪注入の手間を軽くできる。

疑問点がありまして、脂肪は区画を超えて移動しないと聞いたこともありますが、ドクターの意見をお伺いしたいです。いかがでしょうか?

前回の相談内容
https://report.clinic/liposuction/G_3000684/treatment/dr_qa/45492

1 名のドクターが回答

九野広夫

2023-02-23

72View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2023-03-24)

VASERダブルライセンスホルダーClinic Nine Fieldsの九野です。お写真がないために実際のまほさんのお顔や現症を直接診察させて頂かなければ、勿論具体的なことは申し上げられませんが、一般的な専門的見解を申し上げます。

生理学的見解とVASERについてのまほさんの少しの誤解を補います。一般的に脂肪は区画を超えて移動しませんが、VASERの超音波は(脂肪層に対して乳化が得られる)36,000HZの固有振動数であるため、実は頬コケに移動させるというわけではございません。

寧ろ、Superficial(浅層)から真皮裏側を滑らかに程よく収縮させながら余剰分の脂肪だけを㎜以下単位で抜き取り、そのデッドスペースをうまくスライドさせて頬コケに頬下部のタルミを移動収納させるというのが正確な表現です。

頬下部の脂肪吸引でほうれい線付近のタルミをリフトさせながら面で永久的に癒着させ(ボリュームを減らすことにより今後の重力による老化も予防できます)ると、頬コケと口周囲のシワやタルミを同時に解消できます。同時糸リフトも不要であるばかりか効果の持続性は「~より」という比較級ではなく、「半永久的」です。

寧ろ顔面の脂肪吸引にバッカルファット除去や糸リフトを併用すること自体が、VASER脂肪吸引を極めていないからこそ思いついた手法(邪道で蛇足)なので、失敗される方が急増しています。

吸引脂肪注入や脂肪幹細胞を用いた再生医療(リフトデザイン注入)という更に効果的な手法もあります。ダウンタイムが比較的少なく、メス(フェイスリフト)も異物も一切用いずに半永久的で自然な効果を期待できます。下記のHPの症例をご参照下さい。アドレス欄に下記をコピーペーストすればご覧頂けます。

https://clinic-nine-fields.com/column/face-liposuction-06/

https://clinic-nine-fields.com/column/face-saisei/

但し、㎜単位の精緻なオーダーメイド吸引技術と熟練の注入テクニックを要します。AIの様なフルオーダーメイドの脂肪(幹細胞)注入や脂肪吸引技術を徹底して極めれば、特定のシワ溝陥凹部に自己組織を間接的にリフトアップさせる「リフトデザイン注入」や半永久的な若返りも可能となります。


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