糸リフト後の頬下の凹みと口元の歪み

Kunoクリニック 梅田院総院長

九野広夫男性

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医療法人美来会Kunoクリニックの九野です。ゆみかさんの写真を拝見しました。スレッドリフトの術後14日間の経過ですので、内出血や炎症が殆どひいている状態ですね。ゆみかさんの左側頬下部に、不自然（異常）な引き攣れと段差が明らかに見受けられます。

術後7日後にこの状態でも担当医から「通常の経過のため」「様子を見て下さい」と言われたのなら、私は担当医の対応に大きな疑問を感じます。

OP後経過でもこの様な現象が生じている原因として考えられることは、
１．麻酔薬や（漿液性のものも含む）内出血・血腫炎症によるもの
２．担当医のデザインとリフト糸挿入部位と手技の手術によるもの
３．術後の経過状況や手術合併症等によるもの
に大別されますが、ここでは上記２．と３．が原因である場合の、専門的見地からの見解を申し上げます。

ゆみかさんの諸症状、および写真所見から鑑みこの原因は、スレッドリフトの過剰牽引または牽引の不均一だと思われます。一定の時間経過後にも治らなかった過剰牽引の治し方は医師によって見解は様々ですが、当院ではメスを用いずに、他院修正として治す方法と実績が多数ございます。

抜去するか修正をするなら、リフト糸周辺のコラーゲンチューブ形成が完了する前の方が良いでしょうね。時間が経てばたつほど修正が困難になります。また、診察させて頂かなければ詳細は不明ですが、抜去せずに治す方法も（当院には）ございます。

もしも担当医から、メスで切開しないと治せない、このまま様子を見ましょう、糸を追加すれば治る、ヒアルロン酸等のフィラーを注入しましょう、等の提案をされたら決してしないで下さい。状況がもっと悪化することになるからです。

ダウンタイム経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、改めて当院にご相談下さい。脂肪吸引や注入、糸リフト等の他院修正は当院の専門分野でございます。東京麻布には、美容整形の他院修正を専門とするクリニックとして開業した医療法人美来会「Clinic Nine Fields」もございます。

九野広夫先生のしわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)の症例 （アフター）