二重の全切開法を受けようと思って、とある美容外科にカウンセリングを受けに行きましたところ、術後ケロイドが出来る可能性があるという事で、トラニラストの3ヶ月の服用を勧められましたが、薬の事をインターネットで調べた所、副作用のひとつに肝機能の悪化というのがありました。
私は生まれつき肝機能障害があり、トラニラストの服用は不安があります。トラニラストを服用しなくてもケロイドの心配はないでしょうか(本当ならかかりつけの主治医に聞くのが1番とは思いますが、ケロイドの心配についてのみ知りたかったのであえてこちらで質問してます)。
どうぞ宜しくお願い致します。
4 名のドクターが回答
4件の回答があります
1件目の回答
(2015-07-09)
池本形成外科・美容外科の池本繁弘と申します。
まぶた手術後のケロイドについてのご相談は、日常診療で比較的良く聞かれることが多いです。
手術後の傷跡が一時的に赤くなることと、医学的にケロイドであるというのは全く別の状態を指します。
「まぶたにはケロイドはできません!」と断言して良いくらい非常に希なことで、私自身も20年以上の経験で、まぶたのケロイドは診察したことがありません。
もし仮に、まぶたにケロイドが出来たのであれば医学雑誌に症例報告をした方が良いぐらい極希なことです。
ですから、ケロイドという点では心配ご無用だと思います。
「傷跡が赤くなる」ということを指しているのであれば、術後の一時的な変化ですので時間とともに軽快するのが一般的で、もし仮に高度肥厚性瘢痕という治療を行った方が良い状態になったとすれば、その時点で治療を開始すれば良いと思います。
また、薬剤による肝機能障害はトラニラストに限らず全ての薬剤で可能性がありますので、必要の無い薬剤は使用しないというのが大原則です。
以上、参考にしていただければと思います。
池本繁弘先生の二重切開法の症例 (アフター)
池本繁弘先生がいるクリニック
2件目の回答
(2015-07-16)
ブリスクリニックの田尻です。
質問者様の肝機能障害などの事情は承知しました。
トラニラスト(リザベン)に限らず、あらゆる経口の薬剤は大なり小なり肝臓に関する注意書きはよくあるものですので、特別にトラニラストに対して警戒する必要はないと思います。
ただし、たとえ質問者様がケロイド体質であったとしても眼瞼はケロイドのできるような場所ではありません。
ちなみに、ケロイドの画像や性質などネットでお調べになり、ご自分に当てはまるかどうかご確認ください。もしケロイドでお困りの場合は保険診療のできる形成外科にご相談ください。ケロイドは、本当に体質として、患者様を生涯悩ませるものです。専門医の治療をお勧めします。
もしケロイド体質でないにもかかわらず内服を進められるようでしたら、そもそも傷に対する方針が不適切であると思います。その外科の先生の方針はお話を直接伺わないとわかりませんが、今回いただいた文章からは、この処方に関して適当な判断ではないように思います。
田尻豊和先生がいるクリニック
3件目の回答
(2015-07-12)
基本的に眼瞼ではケロイドは起こりえません。
従って、トラ二ラストの内服は必要ありません。
そのクリニックが薬剤費でも儲けたいだけにしか思えませんが・・・・
4件目の回答
(2015-08-07)
こんにちは、大西皮フ科形成外科 滋賀大津石山院の大西です。
二重切開後のトラニラストの内服はあくまでケロイド予防のための投与です。
肝機能障害をお持ちの方でしたら飲む必要はなく飲まなくても問題もありません。
また、処方しないクリニックが多いと思います。
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