先生方にご相談させていただきたいです。
私は左目のみ一重であったため、11月中旬に右目に合わせる形で左目のみ二重の切開をしました。
傷口や内出血等含め術後の経過は良好で、今日でちょうど2週間が経ちましたが、鏡を見る度にあまりにもある左右差に毎日どうしたらいいのか困惑しています。
まだ2週間しか経過していないので、腫れがあることも重々承知ですが、二重幅が広すぎてまさにハム目です。
名医と言われている先生に全任したため、細かい指示などは伝えなかったのですが、見る度に左目の切開した部分がまぶたの上部過ぎではないかと不安に駆られています…脂肪の除去はしていないそうです。
両目の写真を添付いたしましたが、最終的に右目くらいの二重幅になるのでしょうか…?毎日とても不安でたまりません…
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1件目の回答
(2022-12-26)
瞼の形成や修正に全切開不要。他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。まるさんのお写真を拝見した限り、直線(腫れや線維化のため一部曲線)的な瘢痕が、不必要なまでに喰い込んで癒着している状況が見受けられますね。この傷跡を治療または修正するために「再切開」や「再切除」は決してしないで下さい。更に増悪する可能性が高いと思います。
眉下切開も同様です。全切開や眉下切開は瘢痕が目立つだけではなく、眉毛の永久的脱毛や上眼瞼の不自然な形状および開閉眼障害を来すリスクが高い手術なので、当院ではNG指定しています。この手法そのものに限界と欠陥があるのです。
多くの医師は、切除デザインを紡錘形(笹の葉状)にするか、曲線の平行四辺形様にして縫合しますが、もう一段の工夫をしなければ縫合線は得てして「直線的に」なってしまいがちです。仮に縫合線を曲線にしつつ眉毛直下の目立たないところにうまく隠せたとしても、今度は上眼瞼の形状に問題が出てきます。
元々上眼瞼の左右差は、眉下の部位だけでは生じておらず側頭部の陥凹や上眼瞼のタルミ・クボミ・挙筋度等によって、決して平面構造ではない奥行きのある組織構造から考えなければならない特異的な部位です。たとえ左右同等に切除しても別の左右差が生まれ、過剰切除されてしまえば閉眼障害やドライアイになります。
したがって、全切開や眉下切開は利点がかなり限られているのに対して、被るリスクやデメリットが甚大なのです。当院では2007年開業以来、眉下切開も上眼瞼の全切開もせずに全症例解決できています。
下記のアドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストすれば実際の症例をご覧になれます。
https://clinic-nine-fields.com/column/eye-13/
尚、当院にはまるさんの(ハム目や過剰な食い込み、引き攣れも含む)目立つ瘢痕や開閉眼障害を、レーザーやメスを用いずに治療できるオリジナルメニューもございます。
https://clinic-nine-fields.com/column/eye05/
九野広夫先生の二重切開法の症例 (アフター)
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