眼瞼下垂の手術(挙筋前転)を受けました。目の開きの左右差解消のため片目(向かって左側)のみの手術でした。
期待した程開きは改善されず、二重幅が広くなり二重幅に左右差ができました。
他院の先生曰く『手術で2重幅が狹くなることを見越し幅を広くとったものの、期待した程目の開きが改善していないため、幅広くなっている旨説明を受けました。
もともと眼瞼下垂は軽度で開きに不便さは感じていません。この場合、左側の2重幅を狹くする方法は、
●再度の眼瞼下垂の手術をし、開きを改善する方法でしょうか?
それとも
●2重全切開で単純に幅を狹くする方法が良いでしょうか?
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(2022-11-28)
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。再度の眼瞼下垂手術も全切開も一切不要です。睫毛から何㎜の幅に上眼瞼の二重ラインの位置を決めるかという発想で、2次元的なモノサシで正確に計測したとしても、二重ラインのみならず目の大きさ・形は全く左右対称にはならないことが多いでしょう。もしも再切開手術をお受けになられたら、却って新たな開閉眼障害や瘢痕の問題を生じてしまう可能性が高いでしょう。
元々上眼瞼の左右差は、上眼瞼の皮膚の厚み、タルミ、眉との距離、窪み、モウコヒダの突っ張り具合や厚みのみならず、側頭部の陥凹や等によって、決して平面構造ではない奥行きのある組織構造から考えなければならない特異的な部位です。
左右同等に切除しても別の左右差が生まれ、過剰切除されてしまえば閉眼障害やドライアイになります。それを切開位置や切取り幅、挙筋腱膜の短縮度合いだけでムリに制御しようとすると、却って別の左右差が生じます。つまり、全ての条件を同時に満たさなければ「あちらを立てればこちらが立たず」の結果になってしまいます。
従って、全切開を伴う眼瞼下垂治療(挙筋前転法、挙筋短縮術)、タルミ切除、眉下切開、脂肪注入、どれも「左右差を解消したい」さんの瞼には不適応だと私は考えます。
美容整形技術は医院やDr.によって技術進化の程度や次元が全く異なり、同じお悩みでもその医師の経験値や技術力によって返答内容も異なります。御希望が叶うかどうか後遺症を起こさないかどうかは、全て技術とのベストマッチングにかかっています。
先ず、類似経歴とタイプの瞼の症例についてご紹介致します。同様のお悩みを、(全切開を伴う)挙筋前転術や短縮術をせずに解決された症例がHPに多数あります。
下記HPの3例目(アドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストすればご覧になれます)
https://clinic-nine-fields.com/column/eye-13/
下記HPの1例目
https://clinic-nine-fields.com/column/eye05/
当院では上眼瞼の構造を4Dで捉え、二重ラインの幅や形状のみならず左右差や開眼度、睫毛の向きまでを同時に改善することに特化した技術で他院修正を専門にしています。ぜひ一度無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。
九野広夫先生の眼瞼下垂の症例 (アフター)
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