鼻先への真皮移植後のトラブル。どうしたらよいでしょうか?
8年前、L型プロテーゼを入れていましたが鼻先にプロテーゼの形が薄く出てくるようになった為、6年前、別の病院で抜去しました。その際、鼻が低く戻る事が嫌だった為、助軟骨を鼻筋にいれ、鼻先は薄くなっているため、自分の真皮(お尻)をクッションの代わりにいれました。
その後しばらくは何事もなかったのですが、半年前、鼻先全体が赤くなり腫れが出ました。担当医によると、感染との事(3年前鼻先にニキビが出来たと話したら恐らく原因はそれかと言われました)。
今後も感染は繰り返す恐れがある為、鼻先の真皮を取る事を進めるが、鼻先が薄くなっているため凹みが出ますとの事。
しかし、真皮をそのままにしておくと、抗生物質で対処はできるが、感染のたびに鼻の形が丸くなり見た目に変化がおきるとの事。
どうすればいいのか悩んでいます。
1.真皮を取る
入れてから数年経っており(癒着の心配)、ただでさえ鼻先は薄くなっているのに鼻先の皮膚を傷つけず真皮を取り出せるのか。
2.今のままで感染のたびに抗生物質で対処する。
最悪、見た目が悪くだけならもう我慢しますが、最近 2回目の感染を起こして、鼻先が丸くなり豚鼻のようになりつつあり、鼻の皮膚も薄くなっている気がします。冬は鼻先が赤くなり、痛く、温タオルで温めたりしています。もう一つは、助軟骨に感染しないかの不安。
プロテーゼなどの異物は感染が起こると一度取り出すのがベストと聞きますが、真皮などの自分の組織もそうなのでしょうか?担当医は自分の真皮でも何度も感染を
繰り返す(頻度は個人差があるが)と言われましたが、一度抗生物質で抑えたら、その後は大丈夫という訳ではないのでしょうか?県内大手の一般皮膚科で相談すると、自家組織なのでそんなことはないと言われましたが、どちらが本当なのでしょうか?
どうするのがベストか、アドバイスを頂けたらと思います。
長文すみません
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2015-07-08)
①他の先生もおっしゃっていますが、
移植した真皮自体の感染の可能性というより、
皮脂の多い鼻はニキビや粉瘤(オデキ)などの感染が
発生しやすい部分ですので、それが原因の可能性が高いと思われます。
経験上、オイリー体質の方や洗顔習慣が不十分な方に
多いような感じがします。
②感染を繰り返すと瘢痕組織が増殖し、鼻尖部のボリュームが増す
可能性はあります。
③肋軟骨(助は間違いです)に感染が及ぶ可能性は低いですが、
肋軟骨は取り出すことは容易ですので、取り出せば解決します。
癒着した移植真皮を完全に綺麗に取り除く事の方が難しいです。
各医師によって色々意見はあると思います。
文面から察する限り、信頼できそうな主治医と思われます。
メリット・デメリットをよく相談して下さい。
2件目の回答
(2015-07-07)
池本形成外科・美容外科の池本繁弘と申します。
移植した真皮自体を取り出すことは不可能ではないかと思います。すでに真皮は瘢痕組織と一体になり区別がつかない状態が予想されます。
移植した真皮が時間が経ってから感染の原因になることは考えにくく、真皮についていた表皮成分や皮膚附属器(毛包や汗腺など)あるいは肋軟骨が原因ではないでしょうか?
表皮成分や皮膚附属器が原因であれば袋状になっていることが多く、切除・洗浄が望ましいですが、鼻の皮膚と強く癒着している場合は一部切除が必要な場合もあります。肋軟骨が原因であれば、もう少し容易に摘出することは可能です。
いずれにしても鼻の皮下の感染であれば何らかの処置は必要だと思います。
担当医から処置の必要性とリスク等について十分説明を受けて見てはいかがでしょうか。
以上、参考にしていただければと思います。
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