先日、美容クリニックで小陰唇縮小+副皮除去+連結部除去手術を受け、その後電車で帰宅（2時間半ほど）しました。
帰宅中から痛みがあり、昼用ナプキンが真っ赤になるほどの出血がありました。
夜になり耐えられないほどの激痛と腫れ（両側）により一睡もできず、朝方近くの大学病院に行き血腫と診断され手術を行いました。
大学病院の医師の話によると、小陰唇の両側とも血管から血が吹き出している状況で、鼠径部からカテーテル？を入れて血管を止める手術を行い、その後再度血腫除去手術をしてもらいました。
美容クリニックでは、術後の痛みは鈍痛程度で、出血も少～中程度と説明を受けていました。これは美容クリニック側の医療ミスになるのでしょうか？
・私は関東住みですが、美容クリニックは大阪にあり、血腫ができた時は激痛ですぐに行ける状態ではなかったため、関東で病院を受診しました。
・大学病院受信前に、美容クリニックに電話は一応しましたが、受付時間外でした。
・美容クリニックでは、術後の圧迫の指示はされていません。
2 名のドクターが回答
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2件の回答があります
1件目の回答
（2022-10-20）
あんぬクリニック 舩津 あんぬ です。
術前クリニックの説明と術後の現実の大差にショックを受けられたこととお気の毒に思います。
滅多にないこととは言え、生体にメスを入れる以上リスクの可能性とその後の対応についてなど最低限の説明はあってしかるべきです。
術後出血がひどかったようですが、術直後から24時間以内におこるのを早期術後出血と言います。一番主な原因は止血操作が不十分であったことが考えられます、このほかに基礎疾患として出血傾向や凝固能以上も関連してきます。
術後出血を防ぐためには確実丁寧な止血操作と止血確認が重要で、当院では視認できる出血点の徹底的な止血と、術後30分～1時間の安静・圧迫の後に診察して出血の有無を確認、その後に帰宅という流れにしています。
ただ局所麻酔の浸潤などで小さな出血は確認しずらくあとから出血してくる可能性もあり、多少の術後出血というのは絶対におこらないとは言い切れないものです。
A様の場合はかなりの出血のようで、「小陰唇の両側とも血管から血が吹き出している状況…」とのこと、吹き出すのは末梢細動脈からの出血かもしれません、そのような出血であれば多少圧迫していたとしても血腫は免れなかったかと思います。
1ヶ所ならばまだしも両側共にということでそのような出血が、術中に出血点が分からなかったのが残念に思えます。
大学病院受診の費用も、美容手術後の処置は基本的に保険が効きませんので高額請求されたかもしれませんが責任ある美容クリニックであればみてもらえると思います…。その他のことはクリニックとよくご相談ください。
今後はクリニックが誠意をもって対応してくれればと思います、お大事に。
舩津あんぬ先生がいるクリニック
2件目の回答
（2022-11-09）
こんにちは、大西皮フ科形成外科 滋賀大津石山院の大西です。
小陰唇縮小術の血腫はある一定の確率で起こる合併症です。
当院ではその予防のため、術後48時間ガードルを装着していただきます。
担当医は術中に一旦十分な止血をして手術を完了していますので、
医療ミスというものとは異なります。
血腫が起きた場合、はキズを開いて出血部位を止血すれば問題なく治ります。
「鼠径部からカテーテルを入れて」というのは
「血腫防止のために傷からドレーンを入れて」ということではないでしょうか。
ご参考になりましたら幸いです。
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