糸リフト1か月後の突然の激痛でご飯も食べられない状況です。
糸リフト、1か月後突然激痛が走り腫れています。
マッサージ、口を大きく開けたりしてないです。
ご飯も食べれないです。
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(2023-02-22)
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。てんさんの症状の原因は、挿入層のミスマッチと過剰牽引だと思います。リフト糸は不足しても挿入しすぎてもダメですが挿入層が適切でないとその様な合併症を生じます。
私は2006年学術誌で、世界で最も多くのリフト糸挿入デザインパターンを3度に分けて発表していて、糸リフトによる問題点や技術に関しては全て網羅しています。リフト糸の挿入にはART(無駄がないこと)のセンスとオーダーメイドデザイン性が問われ、特段の技術を要します。
術後の経過中、想定される問題や(最悪のシナリオを含む)合併症がどうなるのか、万一生じた場合には医院にどうしてもらえるのか、担当医から具体的に術前シミュレーションで充分に説明がされていなければならない筈ですね。
担当医のデザインや予後イメージの共有不足、術式選択のミスマッチ、技能不足術後アフターケアの不徹底または術後合併症発症や再処置等が原因です。しかも数週間~1ヶ月様子を見て下さいとしか言われないことも多く、その間に食事やメンタルの問題が解消されないため、結局十字架を背負わされるのは御本人だけの理不尽な結果になりかねません。
てんさんの場合、表情筋群の広範囲に跨る筋膜層または筋層、或いはその栄養動脈分岐にまで、リフト糸がフックされていた可能性があります。食事や入浴後の血流増大時等に動脈の怒張に伴ってこめかみから頬あたりのズキズキした痛みや開口障害等が生じ得ます。術前から説明を受けていないのでしたら、担当医自身が「治し方が判らない」という可能性もございます。
糸リフトの過剰牽引や誤挿入の治療法は、美容医療業界で確立しているわけではないため、ひどい場合「メスで切開して糸を除去しなければ治せません」と、高額請求され結局治らなかった方もいらっしゃると伺います。然しながら、リフト糸は一般的にらせん状のcogが強力に挿入レイヤーの周辺組織にかかるため、抜去するのが困難な上、術後1年以上経過していれば猶更抜去は不可能でしょう。糸本体が溶けても周囲のコラーゲンチューブが残存していれば1年以上もその症状が一部継続してしまうこともあり得ます。
経過後にも治らなかった場合や、御担当医でも治せなかった場合には、当院にご相談下さいね。当院での治療法は、メスを用いずに過剰牽引のみ解除する方法を用います。
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