50代後半です。眼瞼下垂と診断され保険適用です。
瞼を切る手術なので3件の病院に伺いました。2件が切開を伴う挙筋前転手術のご提案でしたが、1件だけ切開法で眼輪筋も切除。挙筋前転はするかどうかわからないとのことでした。
わたしの印象としては、切開法のみをご提案頂いた先生を選択したいです。
私はハードコンタクトを20年以上していて、額を手のひらで抑えると、瞼を上げることができません。切開法のみのご提案の先生の選択は間違っていますでしょうか?
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2022-07-22)
全切開不要の眼瞼下垂治療15年、美容外科専門医Clinic Nine Fieldsの九野です。当院では挙筋前転手術ですら不要です。寧ろ以下の理由で思い留まって下さい。
「挙筋短縮術」や「挙筋前転術」では、全切開した皮下の浅層から挙筋に至る深層までの間の組織に、ミクロレベルの線維化(創傷治癒過程で万人に起こる傷の修復現象の一つ)が生じるため、二重ラインがガタガタになる、瘢痕が硬くなる、引き攣れる、コブができる、目の形に左右差が生じる、瞼が閉じれなくなる(兎眼)、その結果ドライアイになる、却って瞼が開きづらくなる(医原的眼瞼下垂)、瞼が開きすぎて三白眼になる、睫毛が挙がらないか中央だけ過挙上・過矯正となって三角目や上方三白眼になる、ダウンタイムが3ヶ月前後かかる、慢性的な頭痛が生じる、等の合併症、問題点、後遺症がしばしば起こります。
更に、短縮術とは異なり前転手術では挙筋腱膜が1往復半折り返される分、3重の厚みと周囲組織との物理的な摩擦、組織の硬化や線維化等によって、却って開閉眼を余計に増強させてしまうこともあり得ます。
そんなリスクが高いにも拘らず、当事者である担当外科医でさえその程度までは予測ができないのです。一日数千回も瞬きをする上眼瞼にメスを入れると、どんなに慎重な名医でも瘢痕治癒過程で生じる線維化、癒着、切断筋の萎縮、皮膚や真皮の厚みの差、開閉眼の自然さ等を㎜単位で予測することは人間業である以上、絶対に不可能なのです。
それならばいっそ、全切開せずに眼瞼下垂を治すことができればいいのではないでしょうか。実は4D(立体構造+動的時間次元)の個別オーダーメイドデザインを徹底して技術の工夫をしていく内に、大抵どんな瞼構造の眼瞼下垂(と言われている)の方々の治療もできる様になり、独自の新技術が確立してきました。現在では当院の眼瞼下垂治療の標準術式になっています。詳細は下記を御参照下さい。
https://clinic-nine-fields.com/column/gankenkasui-00/
九野広夫先生の眼瞼下垂の症例 (アフター)
九野広夫先生がいるクリニック
2件目の回答
(2022-06-27)
初めましてビクアスクリニック秋葉原の植木です。
通常、ハードコンタクト装用歴長い方は挙筋が外れていることが多いです。
そのためおでこの筋肉で目を開こうとするため眉毛挙上できなくすると目が開かなくなります。
実際に診察しないとはっきりとしたことはいえませんが、挙筋が外れているないし緩んでいる可能性が高いため挙筋前転術を勧められたと思われます。
間違っているかどうかは診察していないのでわかりません。
何かご不明なことがあればいつでもご連絡ください。
植木健太郎先生がいるクリニック
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