4年ほど前に韓国で鼻先に耳介軟骨を移植しました。
軟骨が入りすぎているようで、鼻先が赤くなりやすいです。
また、最近皮膚が薄くなってきて、見た目では分かりませんが触ると軟骨の角がわかるようになってきました。
修正術をしたいのですが、今妊娠中ですぐにはできない状態です。
以下質問です。
1.生まれてからか、少なくとも一年先には修正したいのですが、
このまま軟骨が露出する可能性はありますか？
2.今でも鼻先は結構動かせますが、
修正してある程度軟骨を取ればもっと可動域は広がりますか？
3.高さや細さはもうそんなにいらないので、
これから先修正とかを気にしなくていいような鼻に戻したいです。
耳介軟骨をある程度除去すればそれは可能ですか？
4.耳介軟骨除去はクローズ法では難しいですか？
2回もオープン方をするのは傷跡等気になりますが、除去を考えるとオープン法の方がいいでしょうか？
5.軟骨の除去だけならダウンタイムは移植時より短いですか？
沢山ありますがよろしくお願いします。
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1件目の回答
（2023-05-26）
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。当院では耳介軟骨移植後の様々なトラブルを過去全例、完全CLOSE法で治しています。実際のやまちさんの鼻の診察をさせて頂かなければ挿入軟骨の大きさや硬さ等の程度までは判りませんが、鼻尖部の慢性発赤も皮膚の菲薄化も、耳介軟骨移植後症状の典型例だと思われます。
鼻先が慢性的に赤い原因として①鼻尖部の移植軟骨片の壊死と被膜形成、②鼻尖軟骨の破損で破損片による突き上げ、③鼻尖真皮下の毛細血管の増殖、④鼻尖真皮または内皮膚粘膜移行部の菲薄化、等が考えられます。穿孔のリスクもございます。
尚、鼻尖部（鼻先端部）の発赤や菲薄化に関しては、ピーリングやレーザー治療、HIFU等は寧ろ悪化させてしまう恐れが高いNG施術です。医師が勧めても決してしないで下さい。このまま待っても完治せず悪化の可能性が高いと思われます。しかし担当医や多くの形成の医師に治療を依頼すると「オープン法でなければできない」と言われるでしょう。決してOPEN法では再手術を受けないことをお勧めします。（次第に鼻尖部の変形・硬化・穿孔・感染、目立つ瘢痕や感覚鈍麻・慢性発赤や菲薄化等の問題が更に悪化するなど）のリスクがあるからです。
もしもこのままにしていた場合の最悪のシナリオは、変形や硬化、鼻腔内の穿孔、殴打時の露出、疼痛や圧痛、慢性発赤等が悪化することです。下記に多発的な問題が生じた症例を提示しますので御参考になさって下さい。
https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose02/
当院ではやまちさんと同様の症状を、完全Close法にて全例根治しています。耳介軟骨抜去だけでも、デッドスペースができることにより（アップノーズ方向への萎縮）変形や左右差、引攣れ等の問題が生じることも想定されます。尚、デッドスペースを埋めるためには、当院では（6ヶ月以上経過すれば自己組織になる）人工真皮で補います。これはレントゲンにも映らず、被膜拘縮も石灰化も起こしません。痛みやアレルギー、自己組織化後の触感の違和感もありません。ダウンタイムも一般的な経過で約3-4日程度です。一度無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。
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