今年の5月下旬に鼻再手術(鼻筋に人工真皮挿入、鼻先に肋軟骨挿入)。
私は感染後、プロテと軟骨を取り除き鼻が拘縮していました。
しかし、再手術後、鼻先部が吸収されている感じがあります。
画像は右が再手術前、真ん中が術後2週間後、左が2ヶ月半の現在です。
やはり吸収されていますか?
また、感染後の鼻は肋軟骨であっても吸収されやすいですか?
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(2023-09-01)
美容外科専門医、他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。さちこさんのお写真を拝見しました。大変な思いをされましたね。恐らく感染後に「人工真皮」が、非常に残念ながら(抜去されずとも)腐食溶解されてしまったのでしょう。鼻尖部には肋軟骨が挿入されていた(筈の)部位ですが、(吸収ではなく)抜去後のデッドスペースに癒着や拘縮が複雑に生じてしまったからなのではないかと推察されます。
自家軟骨であっても移植軟骨片には血流の再開が途絶されやすく、高確率で壊死を起こして後々荷崩れを起こすように崩壊断片化し、やがて穿孔や硬化、鼻柱の変形や慢性発赤または疼痛等の合併症に苛まれることが少なくありません。そうすると感染も生じやすくなります。寧ろ、耳介軟骨や肋軟骨移植による下記の弊害が増大するだけだと思います。
鼻整形修正「耳介軟骨・肋軟骨移植術後の修正(除去または代替置換法)」編
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose02/
更に、シリコンやゴアテックス等の異物で隆鼻術をしてしまうと今度は脆弱化した鼻尖部の皮膚が穿孔するリスクが高くなってしまうでしょう。また、修正術をするなら完全CLOSE法で行うことをお勧めします。ボリューム減少により元々の鼻の形状が歪むか想定以上に低くなった場合や鼻尖を再形成されたい場合は今一度、(6か月前後で自己組織になる)充分な高さを出せるオーダーメイドカットデザインの人工真皮(人工コラーゲン)でチャレンジしてみては如何でしょう。耳介軟骨や肋軟骨と併用するのはお勧めしません。
https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/nose-mouth/
これはレントゲンにも写らず被膜拘縮も石灰化も起こしません。痛みやアレルギー、自己組織化後の触感の違和感や疼痛、異常発赤等もありません。フルオーダーで高さを出すことも、ついでに鼻尖を形よく形成する併用術も充分可能です。人工真皮であるために菲薄化した皮膚に馴染んで約半年後以降自己組織化します。経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、2008年から最も症例経験が長い当院にご相談下さい。
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