顔の脂肪注入
現在23歳学生、面長が悩みでこめかみ•頬の上辺りにコンデンスリッチフェイスで脂肪注入をする予定です。
カウンセリングに行き、ドクターの方にお話を聞いたのですが、いくつか不安点があるので教えて頂きたいです。よろしくお願いします。
一点目に、脂肪は沢山の量を入れることも可能だと伺ったのですが、一つの部位に一度に沢山の脂肪を入れることの弊害は無いのでしょうか?
また、生着率は8〜9割とのことでしたが、別のクリニックでは料金が高いものの1ヶ月後に様子を見ながら再注入をして頂けると聞いて迷っています。2回に分けて注入を行う方が生着率は高まりますか?
過去に普通の脂肪注入を一度行い、注入量が少なく生着率も悪かった経験があるため、今回は変化を感じられるよう、慎重にクリニックを選びたいと思い、質問させて頂きました。
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2022-06-27)
脂肪の生着率を上げるためにはコンデンスリッチを使用するとかは意味がありません。海外では通常に脂肪注入することがほとんどです。それよりも最も大切なことは同一部位に大量に注入せずに、極少量をちりばめて丁寧に注入することです。丁寧に注入することで生着率は高くなります。よって、注入量も生着できないことを想定して多めに注入する方法はダメです。もしもボリュームオーバーとなったら脂肪吸引をして戻すといった事態になります。注入量は適量にして、もしも足りない場合には再度注入するというスタンスが適正です。
2件目の回答
(2022-07-08)
Clinic Nine Fieldsの九野です。最近、第二・第三世代脂肪を含む自己組織注入術後の修正や再手術が増加しているので、今後の御参考のためにご回答を申し上げます。コンデンスリッチ術やピュアグラフト方式を含む第二世代までの「幹細胞注入や再生医療」は、実は普通の脂肪注入と殆ど変わりません。理由は下記の通りです。
脂肪幹細胞は、分裂・増殖・(脂肪細胞・線維芽細胞・筋細胞・血管内皮細胞・間質細胞等に)分化・成長する能力を持ちながら、実際に発動しなければ全く何も変化しない特性があります。脂肪幹細胞は注入後に酸素や栄養不足で自分自身もEGF等を放出して血管増殖の命令を出しますが、酸素栄養不足になると死滅こそすれ勝手には分裂増殖をしません。もしも脂肪幹細胞を移植するだけで勝手に分裂増殖が続くのであれば、注入された脂肪組織量もコントロール不能となるでしょう。
つまり生着率に関しては脂肪幹細胞を濃縮したり単一細胞にのみ培養したりしただけでは全く意味が無いのです。寧ろ重要なのは①術後に生体内で極力死滅することを防ぐこと②生着後脂肪幹細胞のスイッチをオンにしてそれに必要な栄養素を送り続けること③壊死細胞は速やかに取り除き、欠損部分を増殖組織で埋め直すこと④脂肪幹細胞を0歳のままではなく、皮下の正常な軟部組織を構成する一員に育てること⑤生着後の組織量を人工的ではない方法でコントロールすることだと当院は考えます。これが真の意味での脂肪幹細胞の特性を活かした再生医療だと私は考えています。
当院では安全な方法を用いて、生体内で脂肪幹細胞を育てる発想に基づき独自に研究開発した下記の第四世代再生医療を行った症例が多数ございます。
https://clinic-nine-fields.com/column/face-saisei/
第四世代:生体内脂肪幹細胞成長術
永続的で自然な組織を再現させるため採取脂肪から幹細胞の分離を要さず、未知のリスクがある化学薬品漬けの体外培養もしない。新鮮な幹細胞を含む脂肪に自己血液由来PRPと安全な生体適合栄養素だけを混和し、術後も定期的に本人の体内で自然配分比率の各種細胞に分化増殖を促進させる技法。生着率100%以上となることもあり、任意のコントロールが可能。
今からでも間に合う様でしたら、サードオピニオンとしていつでもご説明申し上げます。
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