小鼻縮小内側法で鼻の穴の形が不自然になったのと、凹み傷が残ったので、
修正の目的で鼻孔縁挙上をしたのですが、
予想以上に切り取られすぎて、鼻の穴が大きくなりすぎてしまいました。
もう一度小鼻縮小をすることはできるのでしょうか?
また、できる場合、鼻孔縁挙上の術後どのくらい開けたら良いでしょうか?
宜しくお願い致します。
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(2023-08-10)
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。多くの鼻形成手術が行われている現場では「説明やシミュレーション不足」と「(患者側の希望を訊いていたとしても)結局医師がやりたいようにしかやっていないミスマッチ手術」が多く、提案される手術の内容はDr.によって手段や見解がマチマチです。修正の無限ループや地獄めぐりにならないために、下記の事項に充分ご留意下さい。
修正目的でも小鼻縮小術が決して第一選択ではありません。何故なら呼吸抑制が生じる可能性があるのと、却って鼻尖部が太く見えてしまうからです。鼻孔の形にも不自然な変形や別の左右差が生じるでしょう。
ご自身の鼻でシミュレーションをしてみてその何れかが生じる場合には、やはり小鼻縮小術自体が不適応です。無理にするとダンゴ鼻が大きく見えて鼻孔の形も不自然になり、鼻呼吸障害が永続的に続いてしまいます。これ以上切除することは多くの理由でハイリスクです。
次に「鼻孔縁下降術」を想定された場合、耳介軟骨や異物の挿入を選んだとするとミスマッチサイズや形状の耳介軟骨の挿入なら挿入箇所からズレるだけでも鼻の形が傾くかアンバランスになり、適切な形状のものを正位置に挿入されても(元々軟骨が硬いため鼻孔縁に)異常な硬化を起こし、(鼻をかむ際の)慢性疼痛や治らない発赤、鼻尖皮膚の菲薄化が生じることが予想されます。年月が経過した後に移植軟骨片が壊死を起こした場合には更に被膜拘縮による硬化や変形を来します。
シリコン、メッシュ、ゴアテックス、オステオポール等の異物も同様で挿入後、数ヶ月~十数年経過して被膜拘縮による硬化や変形も生じるでしょう。これらの術式は鼻専門医や形成外科医がやっているからと言って最適化手術でも最新技術でもありません。
当院がご提案するななこさんの御希望を叶える方法とは、完全CLOSE法にて「鼻孔縁への人工真皮挿入術」だと思われます。異物・軟骨移植後に見られる特有の合併症(被膜拘縮も硬化も拘縮も石灰化等)や不自然さは生じておりません。約6ヶ月後以降に自己組織化するため仕上がりの質感も本物の真皮と同じくらいの柔らかさで、レントゲンにも写りません。どうぞ下記詳細をご参考になさって下さいね。
https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/nose-mouth/
九野広夫先生の小鼻縮小術の症例 (アフター)
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