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鼻中隔延長をしたのに前よりも酷い鼻になりました。


耳介軟骨で鼻中隔延長をしたにも関わらず、鼻が前よりも潰れてしまいました。(写真上が術後で、下が術前です)

前医にはもう信用がないので他院で修正を考えているのですが、再度鼻中隔延長をして元の鼻に近い状態にすることは可能でしょうか?

1 名のドクターが回答

九野広夫

2023-01-16

336View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2023-02-03)

鼻形成歴20年・Clinic Nine Fieldsの九野です。お写真を拝見しました。鼻中隔延長の再手術は、あいさんの現在の鼻には全く逆効果で不適応です。私のコメントは他の先生とは多少異なるかも知れませんが、数多く同様の問題を解決してきた専門的見地からこの問題の本質についてお話したいと思います。

担当医から術後の仕上がりがどの様な鼻になるのか具体的に術前シミュレーションで充分に説明がされていなければならない筈ですね。説明不足と予後イメージとのミスマッチ、担当医の術式バリエーションの乏しさやアフターケアの至らなさが背景にあるのではないかと思われます。

担当医に相談しても「様子を観て下さい」とあしらわれるだけで終わることが多く、大抵自院で行った手術の長期経過の顛末を知らないか、或いは知っていても(本人側の要因等として)認めようとしません。あいさんの御本意とは全く異なる結果になっても仮に修正を御依頼されたとしても、その先生の狭いワールドからしか返答は返ってきません。

そして形成外科専門医や有名な医院でも修正が必要と判断された時でさえ、OPEN法や耳介軟骨移植、鼻尖結紮法等のミスマッチ手術を勧められ、もっと複雑な合併症や醜形を繰り返す方々もいらっしゃいます。フルオーダーで修正をするには、どんな専門医よりも高い技術が要求されます。少なくとも類似症例を(外側に一切傷をつけずに)根治できている医師を見つけなければならないでしょう。

当院がご提案する「あいさんの現在のお悩みにマッチングした術式候補」は、完全CLOSE法にて(壊死)耳介軟骨組織をトリミング除去して剥離し、鼻尖軟骨(一部)切除と(必要時鼻背部への)再移植術または人工真皮挿入術による鼻孔縁下降だと思われます。少なくとも、鼻尖も鼻孔縁も過剰に挙上されて拘縮している状況を治す(ダウンノーズ化する)場合には、下記HP2例目をご参照下さい。

https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/

他の術式や適応基準などについてはこちらを御参考になさって下さい。

https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/nose-mouth/

当院には大阪梅田本院もございますのでいつでも無料専門外来カウンセリングにお越し下さいね。


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