6年程前に鼻尖形成(オープン法 軟骨移植)をしました。
1年くらい前に鼻の表面に膨らみ?を見つけ気になっています。
笑うと小鼻に線が入ります。
術後すぐに鼻の入り口に瘢痕?が出来、切除しましたが
またすぐ出来てしまった事もありこれも瘢痕なのかな?と思いましたが
最近首に粉瘤が出来自分ではよくわかりません。
質問は
➀これは瘢痕でしょうか?
それとも粉瘤でしょうか?
②何らかの処置をしたとして、鼻先の軟骨に影響はありますか?
粉瘤だと患部の回りに麻酔をするのに何箇所も注射をするので
軟骨に良くないのではと心配です。
③先生に診てもらうのは普通の皮膚科や形成外科より
美容整形を扱っている先生に診てもらったほうがいいですか?
長くなりましたがよろしくお願いします。
1 名のドクターが回答
1件の回答があります
1件目の回答
(2024-07-19)
他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。ちゃさんの仰る「小鼻の上の線」とは、お写真からは不鮮明なので詳細は診察を要しますが、鼻尖部と鼻翼との境界にみられる「クビレ線またはクビレ部」と、本来の生理学的な境界線ではないところの不自然なフラットor軽度凸凹に見える部位のことでしょうか?
この部位はどんな有名な先生に担当されたとしても、ヒアルロン酸や脂肪を注入しても形よく膨らみません。何故なら、皮下組織で高度な癒着や線維化が発症している可能性と、もともとその部位の皮膚の伸展度がヒアルロン酸レベルの充填では充分に得られないからです。
寧ろ鼻尖部付近の皮膚や皮下組織の形状や構造上、組織内圧のバランスなどによって内圧が低い方に流出して却ってダンゴ鼻やクビレ線を強調しまう結果になりやすく、先端部位に近いため動脈塞栓による皮膚壊死も生じやすい部位です。勧められてもハイリスクなので止めておいて下さい。
耳介や肋軟骨移植だと(壊死によって)術後数日~数年経過してからの硬化や変形が生じてくることが多いため今回ちゃさんの鼻に生じた諸症状の原因は「移植軟骨片の壊死による時限的な被膜拘縮による変形」が最も疑われます。換言すると「粉瘤」ではなく「皮下組織内に生じた移植軟骨片の壊死と異常線維化」です。
下記HPに人工真皮でクビレ部や鼻尖の凹凸を埋めた類似症例を御提示しますのでご参考になさって下さい。検索のアドレス欄に下記アドレスをコピー&ペーストして頂ければそれらの症例をご覧戴けます。
https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose02/
https://nose.k-biyou.com/surederm/photo.html
当院では人工真皮を用いる新しい技術で(自己組織に置換する)隆鼻術や欠損部補填術を約15年以上行っております。また、人工真皮であるために菲薄化した皮膚に馴染んで約半年後以降で自己組織化しますので、ちゃさんが手術をご希望されるか他院にメニューがなかった場合には当院にご相談下さい。
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