鼻への真皮移植について教えて下さい
鼻先に入れた軟骨がずれて鼻先横に入ってしまい、その部分が白く浮き出てしまい除去することになりました。ドクターからは、私が過去に数回鼻の手術を重ねていることもあり、皮膚壊死や感染のリスクがある事も聞き、軟骨を除去して真皮移植をする事になりました。何かまたトラブルがあると不安なので、もう移植などは嫌だと伝えましたが、凹みが出るかもしれないと言われました。
1、一般的にも除去のみの場合は凹みがでるのでしょうか。術後10年経っていますが、リスクは高くなりますか?
2、真皮移植は浮き出てしまったり、ひきつれたり術後のトラブルはないのでしょうか
3、真皮移植は一生もちますか?
よろしくお願いいたします。
3 名のドクターが回答
3件の回答があります
1件目の回答
(2016-02-10)
白く浮き出ている部分の表面の皮膚は絶妙のバランスで生きています。
現状を放置しておくと皮膚がダメになって軟骨が露出する可能性があるので、
手術を提案されているのだと思います。
一方、その部分の軟骨を除去する操作によって、薄くなってしまった皮膚の血行がさらに悪化し壊死する可能性もあると思います。
軟骨を除去するだけでは、皮膚が薄くなってしまっているため凹みは出るでしょう。それを改善させるために組織移植をするわけですが、皮膚成分は表皮一枚つながっていますので、真皮移植をして厚みを出させるということです。
現状がなかなか厳しい状態ですが、出っ張った軟骨部分と真皮組織を入れ替えしますので、単に除去するだけよりは凹みは軽度で済む可能性が高いです。浮き出るとかひきつるといったことも軽度ですが可能性はあります。
一生もつかというと真皮組織が瘢痕組織等に置き換わるなどありえるとは思います。
あなたの理想とされる結果になることは厳しいかもしれませんが、現状放置では軟骨が飛び出る危険性が高く、除去だけでは凹みが強く残ることを考えると、真皮移植がベターな選択なのだろうと思われます。
主治医の先生と十分にご相談されるとともに、セカンドオピニオンも検討されてもよいかもしれません。
加藤正也先生がいるクリニック
2件目の回答
(2016-02-11)
池本形成外科・美容外科の池本繁弘と申します。
軟骨移植後10年が経過しているとの事ですが、除去する軟骨のサイズによっては凹凸が出てしまう場合が有ります。
真皮組織は移植後傷跡の組織と同じく、収縮によるひきつれを起こす可能性はあります。移植の際には慎重な手技が必要だと思います。
移植された真皮は傷跡の組織に置き換わることにより定着するのだと思います。置き換わった後、一生維持できるぐらいの組織が残存していれば「一生もつ」問い得るかも知れません。
様々な意見が有ると思いますが個人的には真皮移植というものは、一緒に移植する脂肪組織の生着を高めるために使用していると思っています。つまり真皮脂肪移植の生着率を高めて、最終的には移植された脂肪組織がボリュームとして定着するのだと思います。
以上は個人的な一意見ですので参考程度にして下さい。
手術の意味や効果、リスクについては担当医師に十分な説明を求めるのが良いと思います。
池本繁弘先生がいるクリニック
3件目の回答
(2016-02-16)
1.移植した軟骨部分の皮膚が白く浮き出ている状態であれば、その部分の皮膚が薄くなっている可能性が高いので、軟膏の除去により凹むかもしれません。
2.移植した真皮が硬くなってしまうと引きつれの原因となる可能性はあります。
3.移植した細胞の全てが残るわけではありませんが、生着した真皮は一生もちます。
石井秀典先生の鼻の整形の症例 (アフター)
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