元の鼻の形を変えずに鼻中隔延長だけしようと思っております。2件のクリニックに相談したところ、一件目は鼻中隔延長も少ししながら、耳の軟骨を移植する方法、2件目は鼻中隔軟骨が足りなかった場合にのみ耳の軟骨を使います、と言われました。どちらの方法がリスクが少ないか、また自然になるかわかりますでしょうか?また私は鼻が若干右寄りに曲がっております。そんな状態で鼻中隔延長だけしても将来的に問題ないのでしょうか?
また先生に伺ったところ、これは簡単な手術と言っていましたが、ネットで確認すると非常にリスクが高いと記載されておりましたが、それは本当でしょうか?またどういったリスクがあるのか教えて頂けると幸いです。
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2017-09-14)
初めまして。奈良県の樹のひかり形成外科・皮ふ科の院長の山中と申します。
鼻中隔延長の延長材料としては自分の鼻中隔軟骨を使用する方法は一般的な方法だと思います。ただ、鼻中隔軟骨大きさには個人差があり採取しすぎても問題があるため、不足分は耳介軟骨を使用することはあります。
ただ、鼻尖部分に移植する軟骨は、どちらかというと柔らかい軟骨が好ましいと思いますので、ご本人さんからの許可があるのであれば耳介軟骨を選択します(鼻中隔軟骨は硬く柔軟性に乏しいため将来的にシルエットが浮き出るケースもあります)。
右寄りに曲がっているとのことですが、どこから曲がっているかも重要です。鼻骨が曲がっているのであれば鼻中隔延長をしても曲がりは治りません。鼻尖など軟骨部分の曲がりであれば鼻中隔延長を工夫することで修正を試みることはできます。しかし確実なものではない点と、将来的に再度曲がりが起こる可能性もある点をご理解して頂けたらと思います。
山中佑次先生の隆鼻術の症例 (アフター)
山中佑次先生がいるクリニック
2件目の回答
(2017-09-14)
こんにちは、A CLINIC YOKOHAMA副院長の柴田と申します。
鼻中隔延長のリスクとしては鼻が曲がってしまうことがあげられます。元々鼻は皮膚に余裕がない場所であり、皮膚を延長するわけではなくその下の軟骨部分を延長するため必然皮膚にはテンションがかかります。そのため鼻が曲がってしまうというトラブルが起こりえます。
回避方法としては、「あまり延長しすぎない」、「平らな軟骨を使う」があげられるため、鼻中隔から軟骨を採取し軽めの変化にするといいでしょう。
正直簡単な手術ではないですし、「大丈夫大丈夫、俺がやれば問題ないから」と言った過度に自身の腕をアピールする医師は相当うまいか何も考えてないかのどちらかです。
術式に関してどちらがいいかに関してはなんとも言えません。ご自身の鼻と軟骨の状態、手術する医師の技量によります。
美容外科医としては、自然という言葉が一番困ります。何をもって自然なのかはその人にしかわからないからです。そもそも自然ならば何もしないのが最も自然ですが、何もしてなくてもとてもシャープな鼻もあれば潰れた鼻もあり、どちらも「自然」ではあります。
仕上がりを気にするのであれば、具体的にどんな鼻がいいのか、どこをどれくらい変化させたいのかを担当医としっかり話しあうのが一番かと思います。
柴田貴志先生の隆鼻術の症例 (アフター)
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