9日前に耳介軟骨移植、鼻尖形成を行いました。
特に問題なくDTを過ごしておりますが、ひとつ、片方の鼻の穴の中がはれていて呼吸しずらいのが気になります。
ネットで穴の中の腫れは膿で、早急に対応した方がよいというものと、腫れはそんなもんだという情報どちらも拝見するのですが、この腫れは膿でしょうか?
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(2022-12-21)
美容外科専門医 Clinic Nine Fieldsの九野です。私は耳介軟骨移植後の様々なトラブルをCLOSE法で治しています。先ず、鼻腔内の皮膚粘膜移行部の腫れが引くまでは、判断は早いと思います。
しかしながら一定の時間経過後にただの粘膜レベルの腫れでない場合には、ちょうちょさんの鼻腔内の腫脹(骨の様に硬く白い突出物や瘡蓋として認知されることもあります)は、耳介軟骨移植後症状の典型例だと思われます。当院には類似症例が多数ございます。
もしそうであった場合の今後生じ得る問題点は、①鼻尖部の移植軟骨片の壊死と被膜形成、②鼻尖軟骨の破損で破損片による突き上げ、③鼻尖真皮下の毛細血管の増殖、④鼻尖真皮または内皮膚粘膜移行部の菲薄化、等が考えられます。尚、鼻尖部(鼻先端部)には、ピーリングやレーザー治療は寧ろ悪化させてしまう恐れが高いNG施術です。老婆心ですが医師が勧めても決してしないで下さい。
鼻腔内の腫脹が比較的硬くて治らない場合、恐らく上記の①と④に挿入軟骨の鼻腔内への突き上げが生じているものと考えられ、穿孔のリスクがございます。
これ以上変形や硬化、鼻腔内の穿孔、疼痛や圧痛、発赤が良くならないか悪化する場合や御自身で判別し難い場合にはすぐに診察をされた方が宜しいと思われます。
尚、形成外科専門医でもレントゲンを撮ってくれるところでも、決してOPEN法ではしないで下さい。更に目立つ瘢痕や鼻尖部の変形等、合併症が増え修正も困難になってしまいます。
当院では他院術後の失敗や諸症状を改善することに特化した技術で全例CLOSE法にて鼻の修正を専門にしています。当院のHPには、「ちょうちょ」さんと同様またはもっとひどい症状の方々が多数いらっしゃいます。
鼻整形修正「耳介軟骨・肋軟骨移植術後の修正(除去または代替置換法)」編
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose02/
鼻整形の修正「OPEN法の瘢痕と鼻中隔を完全CLOSE法で修正(鼻中隔延長or過剰延長の短縮)&表面に傷をつけない人中短縮or延長」編
https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/
万一経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、当院にご相談下さいね。
九野広夫先生の鼻尖縮小術の症例 (アフター)
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