軟骨移植後の鼻先の赤み

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

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鼻形成歴21年・他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。もちろん診察をさせて頂かなければ、すいすいさんの症状の真の原因や状況の程度は不明ですが、恐らく現時点では鼻尖部への耳介軟骨が移植された前後で鼻尖部にも血腫が生じた（それなら数週間以内に改善が見込めます）か、以下の別の機序も考えられます。

鼻尖形成術後、一般的に鼻尖部の移植軟骨片の壊死と被膜形成、手術時の鼻尖軟骨の破損による皮下からの突き上げ、鼻尖真皮下の毛細血管の増殖、鼻尖真皮の菲薄化等が生じることが多く、場合によっては後々に硬化や変形、慢性発赤などの後遺障害を発症してきます。

発赤が慢性化した場合、移植軟骨片の壊死が時限的に生じたか周囲の線維化亢進による拘縮のために硬化のムラが表在化し、同時にそれによって生じる血流不全（ある程度の血行不良だと阻血になるためその反動で却って毛細血管が拡張します）による発赤が顕在化したものと思われます。毛細血管増殖による慢性発赤に関しては、部位が多少異なりますが下記HPの1例目と同様のメカニズムによるものと思われます。

検索のアドレス欄に下記アドレスをコピー＆ペーストして頂ければそれらの症例をご覧戴けます。

https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/

鼻尖形成術によって破損した鼻尖軟骨によるものは下記に解説しています。

https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose05/

詳しいYou tube解説はこちらを御参照下さい。鼻専門医や形成専門医でも周知されていない事実です。

https://www.youtube.com/watch?v=JEzQuBk08kY

1ヶ月以上経過して全く快方に向かない場合であっても、当院の技術なら専門的な手法で（外側を切らない完全クローズ法下で）治せる範疇だと思います。

万一経過後にも治らなかった場合や御担当医でも治せなかった場合には、いつでも当院無料専門外来カウンセリングにてご相談下さいね。

九野広夫先生の鼻尖縮小術の症例 （アフター）

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