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感染後の拘縮は必ず起こるのか

  鼻の整形

k 10代 女性

プロテや鼻中隔延長などで感染した場合に酷い拘縮が起きているイメージですが、
異物を入れない手術で感染した場合も同様にあのような拘縮は起こるのですか?
(目頭切開、二重切開、人中短縮、鼻翼縮小など、鼻翼挙上など)

2 名のドクターが回答

九野広夫
石井秀典

2022-04-25

311View

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2件の回答があります

1件目の回答

(2022-05-24)

医療法人美来会 kunoクリニックの九野です。外科手術後の合併症の内、感染が成立した場合の予後について、外科の一般的な見解を申し上げます。kさんのご質問内容が、「異物や自家軟骨等を挿入した時」と「異物を入れない切開や切除の手術」との比較での回答を求めていらっしゃる様なので、それで大別しますね。但し、ここではそれ以外の宿主の年齢や民族、免疫力や基礎疾患、外科手術の優劣などの他の感染増悪因子を除くこととします。

ご指摘の通り、シリコン等の異物である場合はもちろん、自家軟骨でも壊死を起こした場合はやはり周囲の細胞からすると異物応答反応が生じることがあり得ますので、感染が成立しなくとも周囲に線維化が生じやすい状況がベースにございます。そこに感染が加わると、細菌叢が異物を足場にしながら宿主の免疫システムを回避し易いデッドスペースを形成するために、(細菌=生体異物が等比級数的に増大して)更に酷い線維化による拘縮や腫瘤形成、変形、膿の貯留、内腔または外界への穿孔、最悪敗血症に至る悪化のカスケードが生じやすい状況になり得ます。

一方で、「異物を入れない切開や切除の手術」では上記の様な細菌叢の足場やデッドスペースが僅かなため、「異物や自家軟骨等を挿入した時」と比べれば、線維化や拘縮のリスクファクターは低いと言えます。但し最初に除外していた条件で、糖尿病等の基礎疾患、他感染症に罹患中、ニキビやアトピー性皮膚炎等の皮膚疾患、術後傷が開く(し開)ことや術前後の衛生環境等によっては、感染自体が悪化することはあり得ますし、拘縮の程度が比較的軽微であっても、瞼は元々皮膚が薄くて拘縮が開閉眼の機能障害をきたしやすくなり、鼻翼や鼻孔縁の場合は(僅かな拘縮でも)やはりかなり目立つと思います。

従って、当院では瞼の全切開や鼻形成でのオープン法等はハイリスク(NG)手術指定しております。今の美容医療は、kさんが仰る手術においてかなり進化してきています。少なくとも当院では、二重全切開は不要で、人中短縮、鼻翼挙上、鼻翼縮小も全て表面に傷をつけない方法を開発して数々の実績を上げています。


九野広夫先生の鼻の整形の症例 (アフター)

2件目の回答

(2022-05-02)

術後に感染を起こすと、拘縮は必ず発生します。ただ、プロテーゼなどの異物と比べると軟骨などの自己組織は感染を起こしにくいため拘縮も起こしにくくなります。また、血行のいい部位も感染を起こしにくくなります。例えば体幹よりも顔面、顔面のなかでも目周りは感染を起こしにくいです。


石井秀典先生の鼻の整形の症例 (アフター)

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