THE ONE.

施術の解説

eri.uehara
#たるみ の治療に関して、もはや私の中で確信に変わってきました。
もはや糸の時代でもHIFUの時代でもなく、#エンブレイスRF＋糸 の時代が来た！

#エンブレイスRF をTHE ONE.で導入した後、試行錯誤しながら施術方法を洗練させ、私の中でのエンブレイスＲＦの使いこなし方、そしてそこに糸を加えることにより、より効果を得られる施術がある程度完成し、そしてその施術を試された方のある程度長期結果が得られるようになりました。

正直私もびっくりしています。

さてここで私がエンブレイスＲＦと糸という施術をどのように考えて行っているかを再説明。
この治療は切開#フェイスリフト の手術を切らずに再現するコンセプトだと考えています。
切開フェイスリフトは
① 皮膚（組織）をはがして引っ張って縫い縮められる状態にする
② たるんだ組織を切り取ったり、縫い縮めて表面積を小さくし、たるみをとる
③ たるみが目だたない方向に皮膚を固定して縫合する
ということが基本コンセプト

エンブレイスＲＦ＋糸はこの①～③を切らずに同じコンセプトをなるべく再現しようとします。
① カニューレを縦横無尽に刺すことで、皮膚の下にたくさんの穴が開きほぼはがれた状態になる
② 高周波の熱によって組織の表面積が縮むことでたるみが減る
③ カニューレで動きやすくなった組織を糸でよい位置に固定する
となります。

このため糸の目的が全然違いますし、効果も違うのです。
糸は動きやすくなった組織の固定目的。糸で無理やり引っ張るわけではないのです。
糸でぎゅんぎゅん引っ張っても結局すぐに後戻りしちゃった・・・というのは結局組織がはがされていなくて無理やり引っ張っているだけなのでやはり戻りやすいですよね。

ということで画像の方のように６か月たってもよい。むしろ皮膚の引き締まりを考えると、１か月後よりも良い。
そういう傾向が見え始めたのがエンブレイスＲＦ＋糸。

ではこの間トラブルは何かといったら１週～２週の腫れによるおぶすさが最も気になるところです。
これは覚悟していただいた方がいいでしょう。
それ以外に手術後しびれや感覚の鈍さはありますが今までは時間とともに治り、著しい麻痺は起こっていません。
そしてエンブレイスＲＦの素晴らしい点としては温度を計測してくれ、設定温度よりも高くなると自動停止してくれます。これまでのところはこの機能のおかげでやけどは起こっていませんが、一番熱が加わっている部分はものすごく収縮している感じがあります。でもこれはなるほど効果があるのだなとポジティブな気持ちになるものかもしれません。

エンブレイスＲＦ単独、糸単独の治療ももちろん行っておりますが、私の中ではたるみに対する新たな選択肢ができたと興味深く研究している治療です。
2021年は一般の方が広くHIFUを知ることになった年だと思います。
ただ、HIFUや糸をどれだけ重ねてもそれ以上はいけないという限界を超えられるようになったと思います。
もっともっと極めていきたいと思っております。