close法(lim切開)による鼻穴が吊り上がっている

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ総院長

九野広夫男性

行った施術の口コミ

 2件

3.22

ドクター相談室回答数

 1282件

鼻整形歴21年、他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。みかんさん、大変な思いをされましたね。
今回生じた症状や問題は、Close法での切開縫合の手法や、移植軟骨片の壊死に伴う線維化亢進による拘縮などが原因であると考えられます。

みかんさんの御希望通りに鼻孔縁を下降または鼻孔の形をよく形成する手術やダウンノーズする手術は、当院の技術なら完全CLOSE法にて充分可能ですが、表面を切開するOPEN法や外側切除、肋軟骨や耳介軟骨再移植も当院ではNG指定しています。

形成外科医でも鼻専門医でもよく行う手法ですが、単に「医師側が手術しやすくするため」の手法です。尤も、CLOSE法は進化した手技ですがその難易度が高いため、それで失敗される方も年々増えてきています。

ダウンノーズにするためにシリコンなどの異物をツッパリ棒の様に挿入する手法は、術後数ヶ月から数年の間に変形や拘縮、穿孔や疼痛、慢性発赤や皮膚の菲薄化等が生じるため、やはり禁忌です。Cog糸挿入は逆効果です。ヒアルロン酸や脂肪注入もみかんさんの御希望通りにはならず不適応でしょう。

また鼻尖形成と称する手術（糸で結紮・鼻尖部や鼻孔縁に耳介軟骨移植）等は、決してうまくゆかないでしょう。自家移植でも移植軟骨片がやがて壊死を起こし、鼻尖部や鼻孔周囲の硬化や変形、慢性発赤や疼痛等のなどの後遺障害を来してくるからです。

検索欄に下記アドレスをコピー＆ペーストすれば症例をご覧戴けます。
2例目
https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/

鼻孔縁下降は2・4例目
https://nose.k-biyou.com/surederm/photo.html

当院がご提案するみかんさんの御希望を叶える方法とは、完全CLOSE法にて移植軟骨片と（破損していた場合）鼻尖軟骨（一部トリミング）切除、and/or人工真皮（人工コラーゲン）挿入術だと思われます。

鼻尖部を下方に向けて約3日間固定するだけでも、ある程度ダウンノーズにさせることも充分可能で、鼻孔が正面から見えにくくなります。更に適応やご希望があれば鼻孔縁下降も人工真皮で追加します。御参考になさって下さい。

九野広夫先生の鼻尖縮小術の症例 （アフター）

九野広夫先生がいるクリニック

KUNOクリニック　 麻布院　クリニックナインフィールズ

3.23

 

東京都 港区 | 六本木 駅 徒歩9分

このクリニックでカウンセリング予約