プロテーゼ入れ替えで鼻中隔延長できますか？
12年前に鼻のオペ(L型プロテーゼ)をしたものです。
鼻が上向きになってきたので、I型プロテーゼに入れ替え。
その際、元々鼻の長さが短い為、鼻中隔延長したいです。
因みに、プロテーゼは問題なく定着しております。
1. プロテーゼ入れ替えだけで、鼻中隔を延ばすことは可能ですか？
2. 取り出しと入れ替えのオペは当日中に可能ですか？また、術後経過時間を教えて下さい。
4 名のドクターが回答
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4件の回答があります
1件目の回答
（2016-02-17）
L字プロテーゼは次第に上方にズレ、アップノーズに
なりやすいと言われています。
また鼻尖部に負担がかかりやすくプロテーゼが透ける
こともあります。I字プロテーゼならばこのようなことは解消されます。
ご質問に対する回答は
1. I字に入れ替えるだけでは鼻中隔は延長できません。
2. L字→I字入れ替え+鼻中隔延長術を全身麻酔下にて
同時に行うのがベストです。手術時間は3～4時間かかります。
ダウンタイムは1週間ギプスをつけますので
マスクの生活になります。
まずは受診してみてください。
2件目の回答
（2016-02-18）
micomokoさんこんにちは。
１．プロテーゼで鼻先を下向きに延長するのは、
プロテーゼ露出する危険があるためあまりお勧めできません。
鼻プロテーゼ＋耳介軟骨移植という方法もありますが、
変化はあまり期待できません。
２．鼻尖部以外の鼻プロテーゼの高さ、形に不満がないようなら、
プロテーゼをカットして再利用もできます。
プロテーゼ入れ替えは当日中にほとんどのケースで行っていますが、
極端に薄くとか、短いプロテーゼをご希望の場合ずれてしますので時間をおいての再手術というケースもあります。後日、再挿入なら通常３か月、
最短１か月くらいでしょうか。
池内秀行先生の鼻の整形の症例 （アフター）
池内秀行先生がいるクリニック
3件目の回答
（2016-02-17）
Ｌ型プロテーゼを長期に入れていると、ショートノーズといった鼻先が上向きになってくることがあります。
Ｌ型プロテーゼを抜去し、Ｉ型プロテーゼに入れ替えることは同時に可能です。
ただし、もとのプロテーゼよりも占有部分が減るようなデザインにすべきであり、無理やり鼻先を突出させる目的でＩ型プロテーゼを挿入してもショートノーズの程度がひどくなる変形が進みます。
鼻先を出すためには、自家軟骨等を使用する術式がいくつかあります。
ただし、この方法でも左右方向への変形が見られたり、自家組織ならではの癒着のために修正手術の難易度が高かったりします。
加藤正也先生がいるクリニック
4件目の回答
（2016-02-25）
1.L型のプロテーゼをI型のプロテーゼに入れ替えることにより上向きの鼻を修正することはできますが、プロテーゼの入れ替えのみで鼻中隔を延長することはできません。鼻中隔を延長する場合には鼻中隔延長術が必要となります。
2.プロテーゼの取り出しと入れ替えの手術は同時に行います。また、鼻中隔延長術を行う場合も入れ替えの手術と同時に行った方がいいです。
術後経過はプロテーゼの入れ替えだけであれば2日間のテープ圧迫と術後7日目の抜糸が必要です。腫れる期間は石灰化が起きているかどうかにより違います。石灰化が起きていなければ2週間ほどのダウンタイムですが、石灰化が起きている場合には石灰を除去するため1カ月ほどのダウンタイムが必要となります。
鼻中隔延長術を同時に行った場合は5日間のギプス装着、7日目の抜糸が必要です。腫れる期間は石灰化の有無によるため上記と同じです。
石井秀典先生の鼻の整形の症例 （アフター）
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