鼻整形でPCLボール、メッシュの抜去について教えてください。
1ヶ月前に某大手美容外科さんで団子鼻を解消したいと相談したところ、
PCLボールによる鼻先尖鋭術と鼻尖形成、
鼻筋にメッシュを入れる施術を受けました。
そのときはリスクは内出血や感染といった話しかされなかったのですが、
調べてみるとPCLボールやメッシュは入れない方がいいという口コミを
多く目にしました。
仕上がりがいまいちなこともあり、
PCLとメッシュを抜去してもらおうかと考えているのですが
術後1ヶ月程度での抜去だと鼻の形は元に戻るのでしょうか。
それとも崩れてしまうのでしょうか。
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2024-05-31)
鼻形成歴22年・他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。そもそも「ダンゴ鼻」の解消なら何かを「足し算」するのでなく、鼻尖のボリュームを適度に「引き算」をしなければならないので、鼻尖に耳介軟骨や人工物を挿入する手術は本末転倒です。尚、ダンゴ鼻を解消しつつ不自然な鼻を完全クローズ法で治した方は、末尾記載のHPより類似症例を探してみてください。
メッシュ素材がpcl(ポリカプロラクトン)の場合、人体に元々無い人工ポリマー体で構成された素材ですので異物応答反応が早晩に生じ、この美容医療の口コミ広場でも時折問題点が指摘されています。後々に被膜拘縮や石灰化等を来す恐れがありますが、pcl自体は生体酵素によって分解される素材です。
周囲に線維性の被膜を形成することで、後々に変形を生じせしめることもあります。吸収が進行してからは挿入物の完全抜去は困難になるでしょう。鼻の変形や不可逆的合併症が無ければ緊急抜去対象ではないと思われますが、どうしても抜去されたい場合には手術担当医にも抜去の手順や合併症について詳細を聞いてみて、快く引き受けてくれた場合は手術担当医に抜去してもらうのが望ましいでしょう。
担当医に抜去経験が無いか、面倒がられる場合には、過去に抜去経験が豊富な他の医師に御依頼をされた方が宜しいと思われます。しかし、何れの場合も決してOPEN法ではしないことをお勧めします。
但し、抜去するだけの場合であってもデッドスペースができることにより変形や左右差等の問題が生じることも考えられますので、その予後の予測とケアが必要です。しまずさんがご心配になっている点です。
当院なら表面に傷をつけず、他院のものでも異物は原則完全クローズ法で抜去します。尚、メッシュ抜去後のデッドスペースを埋めるためには、シリコンやゴアテックス、耳介軟骨は選択されない方が宜しいでしょう。当院なら6ヶ月以上経過すれば自己組織になる人工真皮で補います。これは被膜拘縮も石灰化も起こしません。下記HP(コピーペーストすればご覧戴けます)の症例をご参考になさって下さい。
https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/nose-mouth/
九野広夫先生の鼻の整形の症例 (アフター)
九野広夫先生がいるクリニック
2件目の回答
(2024-05-17)
こんにちは
抜去はいつでも可能です。
どちらかといえば早い時期をお勧めします。
鼻の形の変化はカウンセリング次第です。
ご参考になれば幸いです。
横山侑祐先生がいるクリニック
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