肋軟骨の吸収率について(鼻翼基部)
【鼻翼基部 肋軟骨 吸収率について】
質問失礼致します。
昔からほうれい線が気になっており、貴族手術(鼻翼基部+鼻柱)を検討しています。
プロテーゼにするか、自己組織(肋軟骨)にするか、迷っています。
個人的には、プロテーゼは、ズレやすい・異物だから心配で、自己組織がいいかなと思っています。
肋軟骨でやった場合、どのくらい吸収されてしまうのでしょうか?
(吸収された結果、あまり術前と劇的な変化が無いのであれば、怖いけどプロテーゼも検討しています。)
また、プロテーゼの場合、やはりズレやすいのでしょうか?
1 名のドクターが回答
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1件目の回答
(2023-02-24)
美容外科専門医Clinic Nine Fieldsの九野です。くさもちさんのコメントからは、プロテーゼか肋軟骨の2択であることが伺えますが、プロテーゼには位置異常の問題があり肋軟骨も挿入後の壊死による硬化や変形等の後遺障害があります。またいずれも固形物である以上、不自然な質感や易感染性のリスクが伴います。そこで、ここでは敢えて別の治療法についての選択肢を提示してみたいと思います。
所謂「貴族手術」の様な術式の応用で「鼻翼基部またはその周辺部位への人工真皮挿入」という方法がございます。長期経過を診ていますが、当院の過去の全症例で不自然さや上記の合併症は生じておりません。これは被膜拘縮も石灰化も起こしません。仕上がりの質感も本物の真皮と同じくらいの柔らかさで、様々な表情にもフィットします。私はその系統の手術が「貴族手術」と名付けられる前の、今から約15年前に独自の技術で既に携わっていました。脂肪注入を御希望されないか、思う程の生着率が得られない場合に適応になります。
一方で肋軟骨やプロテーゼ等の固形物の挿入だと硬化や変形による凸凹や違和感が残ってしまいがちです。
プロテーゼやゴアテックス等の異物は長期間の異物応答反応で周辺の線維化による被膜拘縮や石灰化への発展、ごく稀に肉芽腫形成等のリスクを有しており、そうでなくても浅層なら浮いて不自然に、深層なら歯肉にあたり歯列変形等の問題が生じてきます。
勿論くさもちさんと全く同じ部位や程度ではありませんが御参考まで、当院の過去類似症例は下記ページの1例目にございます。下記アドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストすればご覧になれます。
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose03/
九野広夫先生の鼻の整形の症例 (アフター)
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