アップノーズの特徴や原因について
鼻の整形
「アップノーズ」とは鼻先が上を向いていることで、「ブタ鼻」とも呼ばれます。 日本人に多く見られる特徴です。 鼻先が上を向いていると鼻の穴が目立つので、コンプレックスとなっている方も多いですね。 では、アップノーズの原因にはどのようなものがあるのでしょうか? ◆鼻中隔軟骨 生まれつきの骨格や軟骨の成長度合いが原因でアップノーズになることがあります。 例えば、鼻中隔軟骨が短いと鼻先が上を向きやすくなります。 鼻中隔軟骨(びちゅうかくなんこつ)とは鼻腔(びくう:鼻の内部)を左右に分ける軟骨のことで、鼻の高さや長さ、鼻先の位置を決める重要な部位です。 一般的に鼻中隔軟骨が長ければ長いほど鼻は高く、短ければ短いほど鼻は低くなります。 ◆遺伝的要素 アップノーズは日本人をはじめとするアジア人に多い鼻の特徴です。 アジア人は遺伝的に鼻中隔軟骨が短い傾向があるので、アップノーズになりやすいのです。 ◆美容整形 鼻の美容整形が原因でアップノーズになってしまう方もまれにいらっしゃいます。 ・プロテーゼ隆鼻術 ・鼻尖形成 ・鼻中隔延長 鼻の形を整える美容整形がきっかけでアップノーズになってしまうケースもゼロではありません。 鼻炎や副鼻腔炎の治療で用いられる鼻中隔矯正などでもアップノーズになる可能性はあります。 鼻整形を検討中の方は、術後のイメージや理想をしっかりと伝え、経験豊富な医師のもとで施術を受けるようにしましょう。
公開日:2024/01/14