鼻のプロテーゼのずれ
プロテーゼってずれたらやばいのかな...10年位前に鼻に入れて何か右上の鼻にぼこってなってます...。
プロテーゼをした病院のやってくれた医師もういないみたいだし、痛くないから気にしなくていいんですかね?
1 名のドクターが回答
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(2022-11-22)
美容外科専門医、他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。ゆりなさんのコメントからは、痛みや発赤、変形の急激な進行が無さそうで緊急性が一見ない様に思えますが(もちろん「ぼこって」なっている程度と位置にもよります)、10年ほど経過している点とここ最近での変形を考慮すると、やはり準緊急的に抜去するタイミングだと思います。
シリコン挿入後10-15年経過すれば、時限的に被膜拘縮が進行し時には石灰化が伴うので、鼻の殴打や突発的な誘因によって、穿孔のリスクが増大すると考えられるからです。
更にシリコンプロテーゼを抜去するだけの場合でも、デッドスペースができることにより(アップノーズ方向への萎縮)変形や左右差、引き攣れ等の問題が生じることも想定されます。尚、抜去後のデッドスペースを埋めるためには、シリコンやゴアテックス、耳介軟骨は選択されない方が宜しいでしょう。
当院では(6ヶ月以上経過すれば自己組織になる)人工真皮で補います。これはレントゲンにも映らず、被膜拘縮も石灰化も起こしません。痛みやアレルギー、自己組織化後の触感の違和感もありません。
検索のアドレス欄にコピーペーストすればそれらの症例をご覧になれます。
鼻整形修正「シリコン・ゴアテックス・異種軟骨等の異物除去と代替置換」編
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose01/
当院では過去全例完全CLOSE法で、他院でお受けになられた鼻(尖)形成の修正を専門的に行っています。逆に表面から切開するOPEN法によるプロテーゼ抜去も鼻尖再形成も当院ではNG指定しています。
決してOPEN法ではしないことをお勧めします。傷跡が醜く残って目立つばかりか、穿孔や皮弁壊死のリスクが高く、平癒しても化粧でカバーできない段差になることがしばしば見受けられ、生涯後悔する結果になることが多いです。是非、今後の御参考になさって下さい。
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