オープン法による傷跡
2ヶ月前にオープン法で耳介軟骨移植の手術を受けました。
痛みはないのですが2ヶ月経った今でも鼻下と横が赤く盛り上がったままです。
1ヶ月経過した時に手術して頂いた医院にみせた所、赤くても問題ないと言われましたがそう言う事ではなく...
傷跡が盛り上がっているので化粧していても隠しきれずバレます。
これはもうずっとこのままなのでしょうか?
もし少しでも早く傷跡を治すような塗り薬や治療法があれば教えて頂ければ幸いです。
1 名のドクターが回答
1件の回答があります
1件目の回答
(2023-04-28)
美容外科医歴21年、他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。OPEN法の典型的な瘢痕ですね。この傷跡の形状から考えると、瘢痕部を切除・縫縮(Z形成・W形成・三角皮弁法等を含む)したとしても、隠れない部位に別形状の瘢痕を残すだけの結果になると思われます。
所謂、従来からの形成外科的な見解では原則「目立つ瘢痕を目立たない瘢痕に置換する」手技ですので、うるりさんのお悩みは解決しないでしょう。縫合断端でドッグイヤー状の不自然な皮弁のヨレや引き攣れ、左右差等が生じてしまい兼ねず、却って目立つ瘢痕になりそうなので避けるべき手技だと思います。
但し、従来はそれでも他の方法が無いと思われていたため医師も患者もその手法に賭けるしかありませんでした。
下記のHPに、様々な新手法を用いて目立つ瘢痕を目立たなくさせた症例を御紹介しますので、どうぞ御参考になさって下さい。うるりかんさんの場合は、メスもステロイドも用いずに治療プランを立てたいと思いますが、診察が必要です。
一方で「赤み」に関しては恐らく移植軟骨片の壊死が時限的に生じたか周囲の線維化亢進による拘縮のために硬化のムラが表在化し、同時にそれによって生じる血流不全(ある程度の血行不良だと阻血になるため却って毛細血管が拡張します)による慢性発赤が顕在化したものと思われます。自然軽快することもありますが、後遺障害で残ることもしばしば見受けられます。
大抵の医院では真実に辿り着いておらず、レーザー治療等のミスマッチ治療で更に悪化させていることもよくあります。壊死軟骨を除去して人工真皮に置換すれば(少なくとも当院の過去の症例で)根治できています。
検索のアドレス欄に下記アドレスをコピー&ペーストして頂ければそれらの症例をご覧になれます。
下記HPでは1例目のみ、メスを用いて瘢痕を一部切除していますが、他の方法も組合せています。
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose03/
下記HPでは全例、表面にメスを入れずに真皮再生と他の方法も組合せています。
https://clinic-nine-fields.com/column/nose-12/
宜しければいつでも当院無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。
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