肋軟骨による鼻中隔延長の修正について
1ヶ月前に肋軟骨の鼻中隔延長を受けました。
鼻先の硬さと曲がりの不安があります。
今のところ特に曲がったりはなく仕上がりには満足しています。
ただ今後のリスクを考えて軟骨を抜去する場合は早い方がいいのでしょうか。
修正する場合はどのような手術が必要になりますか?
今、問題がない場合は不具合が起きてから修正すれば大丈夫ですか?
1 名のドクターが回答
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(2024-07-05)
鼻形成歴22年・Clinic Nine Fieldsの九野です。私のコメントは他の先生とは多少異なるかも知れませんが、数多く同様の問題を解決してきた専門的見地からこの問題の本質についてお話したいと思います。
担当医から術後の仕上がりがどの様な鼻になるのか具体的に術前シミュレーションで充分に説明がされていなければならない筈ですね。説明不足と予後イメージとのミスマッチ、担当医の術式バリエーションの乏しさやアフターケアの至らなさが背景にあるのではないかと思われます。
形成外科専門医や有名な医院でも修正が必要と判断された時でさえ、OPEN法や耳介軟骨移植、鼻尖結紮法等のミスマッチ手術を勧められ、もっと複雑な合併症や醜形を繰り返す方々もいらっしゃいます。どんなに有名医院でも形成外科専門医でも、鼻専門医院でも(鼻中隔を切断する)OPEN法の鼻尖形成はNGです!
ぽんたろう01さんが移植肋軟骨の抜去や修正を御希望される場合、壊死した肋軟軟骨の抜去後のデッドスペースを埋めようとして更にシリコン等の異物や肋軟骨・耳介軟骨を挿入されてしまうと、いずれ(決して低くない確率で)更に悪化し、後遺障害になるでしょう。
尚、軟骨除去後のデッドスペースを埋めるためには、当院ならシリコンやゴアテックス、耳介・肋軟骨などではなく(6ヶ月以上経過すれば自己組織になる)人工真皮で補います。人工真皮であるために菲薄化した皮膚に馴染んで約半年後以降、自己組織化します。これは被膜拘縮(後々の硬化や変形)も石灰化も起こさず、レントゲンにも写りません。質感は真皮と同じ様な自然な仕上がりです。
フルオーダーで修正をするには、どの専門医よりも高い技術が要求されます。下記の当院HPでご確認下さい。検索のアドレス欄に下記アドレスをコピー&ペーストして頂ければそれらの症例をご覧になれます。
https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/nose-mouth/
尚、当院の技術なら外側を切開せずに全て完全クローズ法で修正可能ですが、術後の線維化が鎮静化する時期(最短で前医手術から約1ヶ月後)まで待った方が宜しいでしょう。治癒遅延がある場合には、先ずその異常線維化から治すこともできます。それでも宜しければいつでも当院無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。
九野広夫先生の鼻の整形の症例 (アフター)
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