歯ぎしりを放置するのは危険!?マウスピースの効果と正しい対策法
矯正歯科
公開日:2025/08/28
歯ぎしりは睡眠中に無意識に行われるため、自覚しづらいものの、放置するとさまざまなリスクを引き起こします。
そこで注目されているのが 「マウスピースによる歯ぎしり対策」 です。
マウスピースは、長期的には健康な歯を守ります。
しかし、種類や効果、正しい使い方を理解していなければ十分な効果を得られないことも。
本記事では、歯ぎしりを放置するとどうなるのか、マウスピースで得られる効果や種類、それぞれの特徴、さらに日常的なメンテナンス方法や使用時の注意点まで詳しく解説します。
歯ぎしりで悩んでいる方や、マウスピースの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
歯ぎしりを放置するとどうなる?

歯ぎしりが及ぼす影響とその原因
歯ぎしりは、歯や顎だけでなく、全身に様々な影響を及ぼす可能性があります。
歯への影響としては、歯の摩耗、破折、知覚過敏などです。
また、詰め物や被せ物が破損したり、外れたりすることもあります。
顎への影響としては、顎関節症、顎の痛み、口が開けにくいなどです。
さらに、頭痛、肩こり、首の痛み、耳鳴り、めまいなどの症状を引き起こすこともあります。
歯ぎしりの原因は、ストレス、噛み合わせの悪さ、姿勢の悪さ、飲酒、喫煙、カフェインの摂取など、様々な要因が考えられます。
特に、ストレスは歯ぎしりの大きな原因の一つとされており、精神的な緊張や不安が睡眠中の歯ぎしりを誘発することがあります。
噛み合わせの悪さは、特定の歯に過剰な負担をかけ、歯ぎしりを引き起こす原因です。
また、姿勢の悪さは、顎の位置を歪め、顎関節に負担をかけることがあります。
飲酒や喫煙、カフェインの摂取は、睡眠の質を低下させ、 歯ぎしりを悪化させるかもしれません。
歯ぎしりの原因を特定し、それに応じた対策を取りましょう。
歯ぎしりの主なサインと自覚症状
歯ぎしりは、自覚症状がない場合も多く、周囲の人に指摘されて初めて気づくこともあります。
歯ぎしりの主なサインとしては、以下になります。
・朝起きた時に顎がだるい、痛い ・歯がすり減っている、欠けている ・ 歯がしみることがある ・舌の縁に歯の跡がついている ・頬の内側に線が入っている ・肩こりや頭痛が頻繁に起こる ・家族やパートナーに歯ぎしりを指摘される |
自覚症状としては、頭痛、肩こり、首の痛み、耳鳴り、めまい、睡眠障害などです。
これらの症状は、歯ぎしりによって顎関節や筋肉に過剰な負担がかかることで引き起こされます。
歯ぎしりのサインや自覚症状に気づいたら、 早めに歯科医師に相談し、適切な検査を受けることをおすすめします。
マウスピースの効果

歯の摩擦・破損防止
歯ぎしりは、歯に大きな力を加えるため、歯の表面のエナメル質が徐々に摩耗していきます。
エナメル質が摩耗すると、象牙質が露出し、知覚過敏を引き起こしやすくなるのです。
また、歯が欠けたり、割れたりするリスクが高くなります。
マウスピースを装着することで、歯ぎしりの際に歯にかかる力を分散させ、歯の摩耗や破損を防ぐことができます。
マウスピースは、歯全体を覆うように設計されていて、 上下の歯が直接接触するのを防止。
それにより、歯ぎしりの力を吸収し、歯への負担を軽減することができます。
特にハードタイプのマウスピースは、耐久性に優れていて、強い歯ぎしりにも対応しています。
顎関節症の予防・緩和
歯ぎしりは、顎関節に過剰な負担をかけ、顎関節症を引き起こす原因の一つとなります。
顎関節症は、口を開け閉めする際に痛みや音がしたり、 口が開きにくくなったりする病気です。
マウスピースを装着することで、顎関節への負担を軽減し、 顎関節症の予防や症状緩和に繋がります。
マウスピースは、顎の位置を安定させ顎関節にかかる力を分散させたり、筋肉の緊張を和らげ痛みを軽減する効果が期待できます。
特に、ソフトタイプのマウスピースは、装着感が良く、長時間の使用にも適しています。
詰め物や被せ物の保護
マウスピースを装着することで、詰め物や被せ物を保護し、破損や脱離を防ぐことができます。
先述した通り、マウスピースは歯全体を覆うように設計されているため、 詰め物や被せ物にかかる力を分散させます。
そのため、詰め物や被せ物が直接歯ぎしりの影響を受けるのを防止。
マウスピースは、詰め物や被せ物を長持ちさせるための手段の一つです。
歯の位置を固定
歯ぎしりは、歯を支える組織に負担をかけ、歯の位置がずれたり、歯並びが悪くなったりする原因にもなります。
特に、矯正治療後の保定期間中は、歯が元の位置に戻ろうとする力が働くため、歯ぎしりによって歯並びが崩れてしまうことがあります。
マウスピースを装着することで、歯の位置を固定し、 歯並びが悪くなるのを防ぐことができます。
マウスピースは、歯全体を覆うように設計されているため、 歯が動くのを抑制する効果があります。
矯正治療後の保定期間中は、歯科医師の指示に従い、マウスピースを適切に装着することが重要です。
マウスピースの種類と特徴

ソフトタイプとハードタイプの違い
ソフトタイプとハードタイプのマウスピースは、 素材の硬さや装着感、適した症状などが異なります。
ソフトタイプは、柔らかい素材で作られており、装着感が良く、違和感が少ないのが特徴。
軽度の歯ぎしりの方や、初めてマウスピースを使用する方におすすめです。
また、顎関節症の症状がある方にも適しています。
ハードタイプは、硬い素材で作られており、 耐久性に優れているのが特徴。
強い歯ぎしりの方や、歯の摩耗が激しい方におすすめです。
ただし、装着感が悪く、違和感を感じやすい場合があります。
歯科医師と相談し、自分の歯ぎしりの程度や症状に合わせて、 適切なタイプを選びましょう。
また、ソフトタイプとハードタイプを組み合わせて使用することも可能です。
例えば日中はソフトタイプ、夜間はハードタイプを使用するなど、状況に応じて使い分けることでより効果的な歯ぎしり対策ができます。
オーダーメイドマウスピースと市販品の違い
オーダーメイドマウスピースと市販品のマウスピースは、 フィット感、効果、価格などが異なります。
オーダーメイドマウスピースは、歯科医院で型取りを行い自分の歯に合わせて作製するため、フィット感が非常に良いのが特徴です。
歯ぎしりの力を分散させ、歯や顎への負担を軽減する効果も高くなります。
一方市販品のマウスピースは、様々なサイズや形状がありますが、 自分の歯に完全にフィットするものは少なく効果はオーダーメイドに劣ります。
また、装着感が悪く、違和感を感じやすいといった場合も。
価格は市販品の方が安価ですが、 長期的に見るとオーダーメイドの方が効果が高く、歯や顎の健康を守るためには オーダーメイドマウスピースがおすすめです。
マウスピースの使い方とメンテナンス

正しい手入れ方法と保管のポイント
マウスピースは、清潔な状態を保つことが重要です。
使用後は、必ず水またはぬるま湯で洗い、歯ブラシで優しく汚れを落としてください。
汚れがひどい場合は、マウスピース専用の洗浄剤を使用しましょう。
歯磨き粉は、マウスピースの表面を傷つけてしまう可能性があるため、避ける必要があります 。
洗浄後は、水気をよく拭き取り、乾燥させてから専用のケースに保管してください。
マウスピースが変形したり、劣化したりする原因となるため、直射日光や高温多湿な場所での保管は避けましょう。
マウスピースの寿命と交換目安
マウスピースの寿命は、使用頻度やお手入れの状態によって異なりますが、 一般的には、1年~2年程度が目安です。
マウスピースにひび割れや変形が見られた場合や、 装着感が悪くなった場合は交換しましょう。
また、歯科医師から指示された場合も、交換する必要があります。
マウスピースを長持ちさせるためには、 正しい手入れ方法を守り、丁寧に使用することが大切です。
定期的な歯科検診を受け、マウスピースの状態をチェックしてもらうことも重要です。
マウスピースの交換時期を過ぎて使用し続けると、効果が低下したり、口腔内のトラブルを引き起こす原因となることがあります。
マウスピースの使用時の注意点とリスク

マウスピースは、歯ぎしりに有効な手段ですが、使用時には注意点とリスクがあります。
自己判断で使用したり誤った方法で使用したりすると、 効果が得られないばかりか、 歯や顎に悪影響を及ぼすかもしれません。
歯科医師の指示に従い、 正しく使用することが重要です。
またマウスピースは、使用中に違和感や痛みを感じることがあります。
そのような場合は、無理に使用せず、歯科医師に相談してください。
さらに、マウスピースは、稀にアレルギー反応を引き起こすことがあります。
アレルギー体質の方は、歯科医師に相談し、適切な素材のマウスピースを選びましょう。
マウスピースの使用は、歯ぎしりの根本的な原因を解決するものではありません。
歯ぎしりの原因を特定し、生活習慣の改善やストレス解消など、 総合的に対策しましょう。
口コミ広場編集部が選ぶ!おすすめクリニックを紹介
「どこのクリニックがおすすめ?」「どうやって決めたらいいかわからない!」という方のために、口コミ広場編集部の私がおすすめクリニックをご紹介します!
あなたの歯と健康を守るために
歯ぎしりは一見ささいな癖のように思われがちですが、放置すると歯の摩耗や破損、顎関節症などさまざまなトラブルを招く可能性があります。
マウスピースは、歯ぎしりによる歯や顎への負担を軽減し、 様々な症状の改善や予防に繋がる効果的な治療法です。
種類や特徴を理解し、自分に合ったものを正しく使うことで、歯や顎を守り、快適な睡眠や健康的な日常生活を送ることができます。
もし「歯ぎしりかもしれない」と感じたら、まずは歯科医に相談し、自分に最適なマウスピースを選びましょう。
早めのケアが、将来の歯の健康を守る第一歩です。
まとめ
口コミ広場では、15万件以上の口コミを参考に、あなたにぴったりのクリニックを見つけることができます!
また、ユーザーからの質問にドクターが回答する「ドクター相談室」というサービスがあります。「カウンセリングに行きたいけど一歩を踏み出せない」「自分に合う美容医療が知りたい」という方はぜひ気軽にご活用くださいね!

