片目のみ開きが悪く手術をしましたが、後戻り(低矯正かもしれません)が発生し、一年後に再手術をしました。
結果、過矯正になり左右差の激しい目になりました。次回の3度の手術は同じ執刀医に任せて大丈夫でしょうか?
形成外科の専門医でもあり、話易く信頼関係も構築できています。ただし、眼瞼下垂をメインに取り扱うクリニックではありません。
片目という難易度が上がる手術であることも理解できます。
瞼を上げる修正手術であれば比較的、手術を受け入れて頂けそうですが、逆の下げる修正は、難易度が高くなり、どのお医者様を手術を敬遠されるでしょうか?
同じ執刀医の元、3度目の修正手術をうけるか、或いは眼瞼下垂に特化された先生のもと修正を受けるべきか悩んでいます。どう思われますでしょうか?
2 名のドクターが回答
2件の回答があります
1件目の回答
(2023-01-24)
池袋のみずほクリニックの小松です。
既に2回行って、納得のゆく結果でなければ
複数の医師にセカンドオピニオンのコメントを
もらうのも悪くないと思います。
眼瞼下垂手術は、それ専門とうたっていても
結果に疑問符が付く場合もありますので
注意が必要です。
ご参考までに。
小松磨史先生がいるクリニック
2件目の回答
(2023-02-22)
美容外科専門医Clinic Nine Fieldsの九野です。一般的に保険診療の眼瞼下垂手術では「挙筋短縮術」や「挙筋前転術」しかありません。自由診療でも全切開を伴う手術なら概ね同様です。
全切開した皮下の浅層から挙筋に至る深層までの間の組織に、ミクロレベルの線維化(創傷治癒過程で万人に起こる傷の修復現象の一つ)が生じるため、二重ラインがガタガタになる、瘢痕が硬くなる、引き攣れる、コブができる、目の形に左右差が生じる、瞼が閉じれなくなる(兎眼)、その結果ドライアイになる、却って瞼が開きづらくなる(医原的眼瞼下垂)、瞼が開きすぎて三白眼になる、睫毛が挙がらないか中央だけ過挙上・過矯正となって三角目や上方三白眼になる、慢性的な頭痛が生じる等の合併症、問題点、後遺症がしばしば起こります。
更に、短縮術とは異なり前転手術では挙筋腱膜が1往復半折り返される分、3重の厚みと周囲組織との物理的な摩擦、組織の硬化や線維化等によって、却って開閉眼を余計に増強させてしまうこともあり得ます。
そうなると「眼瞼下垂を治す」つもりがそうはいかなくなってきます。
そんなリスクが高いにも拘らず、当事者である担当外科医でさえその程度までは正確に予測ができません。一日数千回も瞬きをする上眼瞼にメスを入れると、どんなに慎重な名医でも瘢痕治癒過程で生じる線維化、癒着、切断筋の萎縮、皮膚や真皮の厚みの差、開閉眼の自然さ等を㎜単位で予測することは人間業である以上、絶対に不可能なのです。
過矯正の修正においては更にリスクが増大します。
従って、同じ執刀医でも眼瞼下垂に特化した名医でも、全切開を繰り返すような手術はNGです。雌雄眼さんの瞼で生じている(過矯正を含む)諸症状は、当院ならメスやステロイド、レーザー等を用いない「特殊瘢痕(解除)治療」という特殊技術によって、硬化や引き攣れを(まるで傷跡が無かったかの様に)自然な質感の瞼に戻す方法で治しています。当院はそんな方々の症状にこそ最適化した方法で治療する専門医院です。下記をご参考になさって下さい。
「切らずに瞼の傷跡が治せる!眼瞼下垂術後の切開瘢痕 術後修正」編
https://clinic-nine-fields.com/column/eye05/
https://clinic-nine-fields.com/column/eye04/
九野広夫先生の眼瞼下垂の症例 (アフター)
九野広夫先生がいるクリニック
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