5年前に、鼻中隔延長(肋軟骨)、鼻尖形成、鼻尖部軟骨移植、鼻骨骨切り、鼻根部ゴアテックス、鼻孔縁下降、小鼻縮小の鼻部分のほぼ総手術を受けました。
問題なく過ごしてきましたが、1ヶ月程前から鼻根部の痛みや違和感から始まり、鼻詰まり感、閉塞感、鼻全体の痛み(日によって痛む場所が異なります)、術後鼻の中がカチカチに固まるような感覚に悩んでおります。
外からの見た目は炎症は見られず、一般的な耳鼻咽喉科を受診しても原因不明です。当時の担当医師は退職しており困っています。
これはよくみられる症状なのでしょうか?
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(2022-10-26)
美容外科専門医、鼻整形歴20年のClinic Nine Fieldsの九野です。鼻尖形成(自家軟骨移植)や異物挿入術の典型的な遅発性合併症の一つですね。先ずこれ以上疼痛や閉塞感等が治らないか、更に変形や硬化、疼痛や圧痛、発赤等が良くならないか悪化する場合、御自身で判別し難い場合にはすぐに診察をされた方が宜しいと思われます。
拘縮や変形の原因が移植軟骨の壊死や異物周囲の被膜拘縮であることも多く、一旦異物を抜去し壊死軟骨も除去しなければ治らないでしょう。その際の治療法のご提案ですが、移植肋軟骨の不要分(または壊死を起こしている軟骨組織)だけトリミング除去をするという方法もあります。しかも完全CLOSE法で行うことをお勧めします。
但し、形成外科医でも鼻の専門医でも、絶対にOPEN法ではしないことをお勧めします。傷跡が更に醜く目立つばかりか、穿孔や吻合部皮弁壊死のリスクが高くなることが予想されます。もしも過去にOPEN法でされていたのなら、傷跡を無かったことにするくらい目立たなくさせる施術も当院にはございます。
また、これ以上耳介軟骨や肋軟骨、異種動物由来の素材、シリコンやゴアテックス等の異物は決してお勧め致しません。当院では他院術後の失敗や諸症状を改善することに特化した技術で全例CLOSE法にて鼻の修正を専門にしています。勿論(耳鼻科でも治せない事例もありましたが)鼻詰まりや閉塞感も根治可能です。
ボリューム減少により、元々の鼻の形状が歪むか想定以上に低くなりそうな場合や鼻尖を再形成されたい場合などには、(6か月前後で自己組織になる)人工真皮で置換する方法もございます。下記アドレスをコピー&ペーストして頂ければご覧になれます。
https://nose.k-biyou.com/surederm/photo.html
当院では人工真皮(人工コラーゲン)を用いる新しい技術で(異物を自己組織に置換する)隆鼻術や欠損部補填術を約15年間行っております。また人工真皮であるために菲薄化した皮膚に馴染んで約半年後以降に自己組織化します。
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose03/
suiさんさえ宜しければ、いつでも当院無料専門外来カウンセリングにお越し下さい。
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