今年の2月6日にプロテーゼを鼻に入れました。
2週間ほどで腫れは落ち着いたのですが、その後2月26日頃また腫れが再発し、その腫れは1週間ほどで落ち着きました。
そしてまた、3月18日から鼻が腫れ始め、徐々に改善はしているもののまだ腫れている状態です。
2月26日の前日はお酒を飲みすぎてしまい、医師はそれによる浮腫ではないかと言っていました。
3月18日の前日には、持病の過食嘔吐による電解質異常で意識がなくなり、救急車沙汰になりました。
なのでまた浮腫の影響かなと自己判断しています。
これは慢性的な炎症によるものなのでしょうか?
今後も浮腫むような事がある度にこのように腫れてしまうのでしょうか?
腫れが治まった頃の写真と腫れが再発した頃の写真を貼っておきます。
今は少し改善しつつある感じです。
1 名のドクターが回答
1件の回答があります
1件目の回答
(2023-04-21)
美容整形外科医歴21年・他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。りなさんのお写真とコメントを拝見しました。ご不安は御尤もですね。りなさんの場合は複合的な要因が重なってその様な症状になっているのだと思います。例えば過食嘔吐によって電解質異常だけでなく血中蛋白質濃度低下や顔面の鬱血等も手術野の浮腫みの増悪因子になり得るのではないかと思われます。
また(シリコン)プロテーゼの異物周囲には術後数週間で被膜が形成されてきて組織が硬化し一時的に血流が滞りやすい状況も発生し易いため、手術した(プロテーゼの被膜)周囲が特に浮腫みやすい症状の誘因の一つになるでしょう。
ただ、りなさんが気にされている様に「今後も浮腫むようなことがある度に腫れるのか?」という命題に対しては、多少改善されるだろうと予測できるものの術後1ヶ月半経過しても尚症状が続いていることから、現時点では体質や体調等によってある程度変動しながらベースが減衰(時として悪化)していくのではないかとも考えられます。
たとえ治療目的であってもレーザー治療やHIFU、インディバやサーマクール等は、被膜の引き攣れを悪化させる可能性が高く、過度なマッサージでも根治には至らずに却って浮腫みや周囲との凹凸を目立たせてしまう恐れがあるため、何れもお勧め致しません。
何れにしても形成外科医でも鼻の専門医でも、絶対にOPEN法ではしないことをお勧めします。傷跡が更に醜く目立つばかりか、穿孔や吻合部皮弁壊死のリスクが高くなることが予想されます。そもそもシリコン(=異物)周囲に生じている被膜そのものが異常な浮腫みの主原因であるため、これ以上シリコンやゴアテックス、(壊死すれば異物反応=異常被膜形成が生じる)耳介軟骨などは選択されない方が宜しいでしょう。
治療法のご提案ですが、完全CLOSE法にてシリコンを抜去して抜去後のデッドスペースを埋めるためにも(6か月前後で自己組織になる)人工真皮で置換する方法がいいでしょう。
https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose01/
これはレントゲンにも映らず被膜拘縮も石灰化も起こしません。数ヶ月経過しても万一治らない場合には、是非ご参考になさって下さいね。
九野広夫先生の隆鼻術の症例 (アフター)
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