怪我により鼻弁狭窄の再建について
鼻呼吸の改善のため鼻の内鼻弁を広げる手術をうけて鼻呼吸は完全に改善され、
数年すごしておりましたが先日外傷の怪我によりまた鼻弁の部分が狭くなり
鼻呼吸が苦しくなりました。
前回鼻中隔軟骨を使い広げてもらったので次は使用できません。
肋軟骨は使用しておりませんが40代前半です。
現在病院でみてもらっておりますがもし手術できない場合は
美容外科での肋軟骨移植での鼻弁の再建は可能なのでしょうか?
ちなみに怪我をして小鼻上の外側軟骨が沈んで影になりました。
鼻の手術は現在3回しておりまして次が4回目になります。
ご回答よろしくお願いします。
1 名のドクターが回答
1件の回答があります
1件目の回答
(2024-05-10)
鼻形成歴22年、他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。Hanaさんのコメントから、外傷により鼻孔奥側の、(便宜的に)鼻孔トンネルの壁や天井(に喩えます)が、どちらかまたは両方とも狭くなり呼吸抑制が生じたとのことでしょうか。しかも、以前の鼻中隔軟骨の手術で一旦改善されていたということでしたら、恐らくその外傷によって、配置換えした鼻中隔軟骨が破損または変形したのではないかとも考えられます。
但し、その様な場合であっても耳介軟骨や肋軟骨を移植された場合、(相当の厚みがあり組織への血流途絶が起こるため)早期に移植軟骨片の細胞が壊死に至り、数ヶ月~数年にかけて硬化・変形(崩壊)・穿孔や鼻腔内突出等の問題が生じてくる可能性が高いため、当院ではお勧めしません。下記HPには、耳介や肋軟骨移植された方々の修正手術の際に、壊死した組織片が粉々に砕かれていたことが判明した所見が多数、掲載されています。もちろん、シリコンなどの非吸収性の素材や糸等も同様の問題を来してくるでしょう。
下記アドレスを検索のアドレス欄にコピーペーストすれば類似症例の根治例が多数ご覧戴けます。
https://clinic-nine-fields.com/column/category/face/nose-mouth/
勿論、実際のhanaさんの鼻の形状や質感を診察させて頂かなければ具体的な予後や仕上がりに関しての詳細は述べられませんが、鼻柱の立て直しや鼻孔の左右差の改善、鼻尖の向きの変更等は当院では標準的にフルオーダーメイドで修正しています。是非今後の御参考になさって下さい。
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