美容医療コラム

普段表に出てこないような美容医療の裏話、最新の美容医療情報、美容整形術のポイントなどを美容医療の専門家が発信!

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コラム一覧

部分痩せを実現できる脂肪吸引

脂肪吸引

ボディーラインが気になる季節になりました。夏に向けてダイエットをスタートさせる方も多いと思います。美容外科でも、春から夏に向けて脂肪吸引を希望される方が多くなります。 脂肪吸引は、ベイザー超音波を使用して脂肪細胞を分解(乳化)し、カニューレという細い吸引管を使い気になる部位の脂肪細胞を吸引します。ベイザー波をあてることにより、他の組織を分断せずに脂肪を溶かすことが可能になり、術後の内出血を少なくすることができます。 脂肪吸引のメリットとして ・つらい運動やカロリー制限なしに細くすることができる ・1回の施術で確実に脂肪数を減らすことができる ・脂肪細胞数が減るため、たとえ脂肪細胞が肥大してもリバウンドしづらい ・全体的にサイズダウンするダイエットと違い気になる箇所の脂肪をピンポイントに減らせる ・短期間に理想のボディを得ることができる が挙げられます。その反面、デメリットとして ・部位差や個人差はありますが、術後痛みを伴うことがあり、ダウンタイムが比較的長い ・体重があまりかわらない ・メタボリックシンドロームの改善にはならない などがあります。 脂肪は水よりも比重が軽いため、脂肪数が減っても体重にさほど影響はありません。また、脂肪吸引では、内臓脂肪までは吸引しないため、メタボリックシンドロームの改善にもなりません。あくまでも脂肪吸引は、美しいボディーラインを作るための一番確実な手段だと考えればよいと思います。 脂肪吸引は、ダウンタイムが長いのも特徴です。大腿部の場合、2~3週間ほどの内出血、1~2か月の圧迫下着の着用が必要となります。ですので、夏直前に脂肪吸引をすると、暑い夏の間圧迫下着を着用することとなってしまいます。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/06/02

脱毛治療後に硬毛化してしまったら

医療脱毛

脱毛という治療自体が一般的になり、若い方を中心に受ける人が急増しており、若い方だと中学生くらいから積極的に治療を受けている人も少なくありません。最近は男性であっても脱毛するのはマナーの一環だと言われているようですね。そんな脱毛治療ですが、エステの治療が「一時的減毛(一時的に毛を減らすだけ)」しかできないと明確な結論が出たという経緯もあり、医療機関でのレーザーによる永久脱毛が注目されています。最近の脱毛は機器の進化によって痛みが少ないのに効果が高くなり、医療機関であっても快適に受けられるようになってきました。 そして治療する方が増えてきているのと同時に大小様々なトラブルも出てきています。あまり効果が感じられないというものから、やけどや色素沈着などまで様々です。今回は脱毛治療後のトラブルの中でも、クリニックによって対応が大きく異なる場合の多い「硬毛化」という現象について書いてみたいと思います。 【硬毛化とは】 硬毛化とは、脱毛処置後に毛が硬くなったり太くなったりして処置前よりも目立ってしまうことです。中途半端な出力で毛根に刺激を与えることによって、毛根が活性化されて起きると言われています。効果的な治療方法があまりないため、一度起きてしまうと長期間治療が必要になってしまい、悩まれる方が少なくありません。うなじ、背中、二の腕など毛の柔らかく細い部分を中心に起きやすいと言われています。 ◆増毛化は都市伝説 ネットなどでは脱毛施術後に毛が増える「増毛化」というキーワードも見られますが、これは間違いの側面が大きいです。脱毛の施術で毛穴の数が増えることはありませんので、今まで目立たなかったムダ毛が太くなって目立つようになった(硬毛化)と、毛周期でお休みしていた毛穴から刺激によって毛が生えてくることで量が多くなったように見えるというのが増毛化の正体です。毛が増えたように見えるので心配ですが、特別な治療が必要なわけではなく、通常の治療や硬毛化の治療をしていくことなどで改善します。 ◆知識のないクリニックも多い 最近は脱毛が昔以上に一般的になってきているため、ここ数年で脱毛専門クリニックが一気に増えたこともあり、医療機関であっても脱毛に対してじゅうぶんな知識を持っていない場合が少なくありません。今まで見てきた中では、剛毛化(?)という説明を行っており、内容的にも医学的に全く理解できていないであろうクリニックもありましたので、しっかりと説明ができてトラブルにも対応できる経験豊富な医師が在籍しているクリニックをお勧めします。 【硬毛化には様々な治療方針がある】 硬毛化が起きてしまった場合、原因や症状によって様々な治療方針があります。 ◆強い出力で照射してみる ◆照射するレーザーを変えてみる ◆弱い出力で照射してみる ◆毛が生え変わるのを待つ クリニックによって考え方は様々ですが、エステではできない治療法ばかりですので、エステで硬毛化が起きてしまった場合には速やかに医療機関での治療を検討されてください。 【硬毛化になりやすい人?】 硬毛化が起きる多くの部分は元々の毛の細さだと言われていますが、治療を受ける人のキャラクターによっても硬毛化が起きやすい、起きづらいというものがあるように感じています。医学的なエビデンスは何もないのですが、今までの多くの経験上では痛みに弱い人が我慢して治療を受けている場合に、硬毛化が起きていることが多いように感じています。レーザー機器に対する相性の問題で他の人よりも強く痛がっているだけなのかもしれませんし、痛みによる精神的なストレスが原因で硬毛化が起きてしまっているのかもしれません。単純に痛みに弱いため出力を落とした結果として毛根が中途半端な刺激を受けて硬毛化するだけなのかもしれません。痛みに弱い人が我慢して治療を受けている場合に硬毛化が多い理由は、今のところははっきりとは分かっていません。 脱毛の治療を受けて強く痛みを感じた場合には、別な種類のレーザーに切り替えて試してみるのも安全に治療を受けるための自衛策としては有効かもしれません。初回からコースを組まずに、まずは自分に合うレーザーを見つけてみると良いでしょう。

解説 キルシェクリニック

公開日:2016/05/30

二重埋没法の挙筋法と瞼板法の違いについて

目・二重整形

マブタは目を保護するための“フタ”なので閉じられてこそのマブタですが、逆に閉じっぱなしにもできません。 開いたり閉じたりするのがマブタですので、丁度、黒目の幅分だけ伸縮し、縮んでいるロケーション(開瞼時)では余分な皮膚等を蛇腹(じゃばら)収納したその折り込み線が二重です。 ただし、ひとりひとり皮膚の厚みや脂肪の付き方、目の形や大きさなどが異なる為に必ずしも皆あるとは限りませんし、ラインの幅や形もまちまちです。 もともと二重に不向きでない患者様ならばストレスの少ない埋没法で新しいラインが作れます。 埋没法は一般に身体に反応性の少ない細くて丈夫な材質の糸を皮膚の裏側(表面に露出させない様)に結び、一方その糸はマブタを開く筋肉(挙筋)にも結んで蛇腹が安定的に再現される様にする方法です。 よく瞼板法、挙筋法の違いに対して説明を求められる事がありますが、挙筋法は直接的に瞼板法は間接的にどちらも挙筋に糸を締結させたもので本質は変わりません。 要するに術者の好嫌の問題です。 瞼板法を支持される先生は筋肉に直接糸を結んで、将来的に筋肉にストレスが蓄積しての眼瞼下垂の発症を懸念し、逆に挙筋法が明らかに原因の眼瞼下垂も見たことがありませんし、瞼板法が挙筋法より同じ条件で外れ易いという事もないと思います。 ただし、長年の経験上腫れや出血の少なさ、二重の調整のしやすさなどで最近はほとんど挙筋法を行なっています。 患者様が執刀医をお選びの際はご自分のマブタの性質をきちんと把握してそれを的確にアドバイスしてくれるかどうかを見るべきで、方法の違いは極端に結果の差にはならないと思われて良いかと思います。 派手な広告に惑わされない事です。

解説 共立美容外科・美容皮膚科 渋谷院

公開日:2016/05/28

“飲む紫外線防止剤” 実は、たるみ防止に最適です。

再生医療・美容点滴

美容クリニックに通われている方の中には、ご存知の方も多いとは思いますが、この「ヘリオケア」は内服する紫外線防止剤です。 紫外線の影響の強い欧米などでは、かなり一般的になっているようですが、日本では2~3年前から徐々に浸透し、4歳以上のお子様にも推奨されております。多くの患者様にはこの、“お子様にもお勧め”という点や、“副作用の報告が1件もない”というところが安心感に繋がっているようですね。 内容成分には、ビタミン各種、リコピンなどが含まれておりますが、主成分はシダ植物の“Fernblock®”です。 この“Fernblock®”には、紫外線の中でも肌の奥深くまで届いて、将来的な小じわ・たるみというような構造的変化を引き起こすUVA波の作用をブロックする効果があります。 例えば1日中海にいたり、外で遊んだり。そんな日は、非常に疲れを感じませんか? それが「ヘリオケア」を内服なさっておいでの方からは、「普段の疲労感とは全く違う!」「前より疲れにくくなった!」というお声を多く伺います。身体に紫外線を吸収するということは、それだけ色々な負担を与えていたのですね。

解説 銀座小町クリニック

公開日:2016/05/26

切開重瞼のメリット・デメリット

目・二重整形

一重を二重にする施術は、大きく分けて「切らない埋没法」と「切る切開法」とふたつの施術方法があります。 今回は切開法による二重術について説明します。 切開法はクリニックによりいろいろな名前が付いていますが、基本的には小切開か全切開に分けられます。当院ではそれぞれマイクロ切開と切開重瞼(二重切開法)と呼んでいます。 切開重瞼のメリット・デメリットについて詳しく解説します。 メリットは二重が取れにくいことです。埋没法で二重が取れてしまった方は、再度埋没法を受けてもいずれ取れてしまう可能性が高いです。それでも一度の施術で5年以上持続していれば埋没法を繰り返し続けていても、それほどの負担にはならないかもしれません。しかし2~3年で取れてしまう場合は繰り返しの治療が必要になり、まぶたの組織にもダウンタイム的にも負担がかかります。さらに施術が重なると経済的にも大きな負担となります。 切開重瞼のデメリットはダウンタイムが長いことと、細かい修正が難しいことです。傷に関しては3カ月ほどで綺麗に治るのでデメリットになるとは思いません。ただし、皮膚を多く切除したり、筋肉などの組織を多く切除したりすると傷は綺麗に治りません。 切開することによる一番のメリットは眼瞼挙筋を目の開きが改善することです。もともと一重まぶたの方は目の開きが弱いことが多いです。目の開きが改善することで二重も取れにくくなりますし、目の印象がしっかりとし目ヂカラが強くなります。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/05/19

光治療によるシミ・ソバカス除去は、医師によるパワー設定が鍵

シミ取り・肝斑・毛穴治療

シミやそばかすの光治療について、患者様の中には「以前⚪︎⚪︎という機械を使ってシミ治療を受けたんだけど、全然効果が出なかったので、違う光治療を行ってみたくて。」とおっしゃる方がおられます。 しかし実際のお肌を拝見いたしますと、その機械で十分効果が得られるタイプのシミであったりすることも少なくありません。そこで詳しくお話を伺ってみますと、「治療中の刺激が少なかった」「治療後の赤みなどはなかった」「何度通院しても、照射パワーが上がったことはない」等のことから、そもそもの照射パワー設定が低いことがわかります。 照射パワーの設定は、「どんなお肌の方でも、一定のパワー設定でしか打たない」「数回の通院で徐々にパワーを上げていく」「患者様のシミの濃さ・大きさに応じてその都度ドクターが設定を決める」等、それぞれのクリニックごとに決まりがあると思います。 ですから同じ機械でも、あるクリニックで「この治療では私に効果がない」と思っていた方が、別のクリニックで驚くほど高い効果が得られるということもあります。 これは光治療に限った事ではないかもしれませんが、よくあるお話です。 高い効果を得るためには、同じメニューでもドクターの説明や施術者のキャリア・知識などが確かなクリニックをお選び頂くのが、高い効果を得られる鍵になるのかもしれません。

解説 銀座小町クリニック

公開日:2016/05/09

ミントリフトⅡ

HIFU・照射系リフトアップ治療

ミントリフトⅡをご紹介させて頂きます。 切らずにダウンタイムも少なく、さらにお顔に針穴をあけずに頬のたるみやシワの改善などをしてくれます。 従来のミントリフトは、トゲの部分から溶けていくため、体内に入ると強度が弱くなっていました。 今回のミントリフトⅡは糸自体にトゲがはえている形で生成するため、長期間弱まることなく形を維持する事が可能になりました。 吸収されたとしても糸がコラーゲンに置き換わる事でリフト効果は維持しさらにお肌へのハリへも導く事ができます。 ~糸について~ 従来の糸に比べて、糸が短いものです。 ミントリフトⅡの糸は、血管に使用するステンレスとして医療分野で広く使用されております。 最終的には水と二酸化炭素に加水分解され完全に消失しますので安全性が高くなっております。 ~こんなお悩みの方におすすめです~ ・切らずに効果的に若返りたい方 ・頬、アゴのたるみが気になる方 ・顔に傷はつけたくない方 ・お顔のたるみを予防したい方 ・自然な仕上がりが希望の方 ~最後に~ ミントリフトⅡだけでもシワの効果はありますが、ヒアルロン酸やボトックス注射を組み合わせることにより、さらに見た目の若返り効果を飛躍的に高めることが可能でございます。

解説 銀座セントローズクリニック

公開日:2016/05/05

ピコニップルケア(ピコレーザーによる乳輪乳頭の美白)

乳首・乳輪の整形

ピコニップルケアとはピコレーザー(エンライトン)を使用した乳輪乳頭の美白治療です。 ピンク色の乳輪乳頭を可能にします。 ピコレーザーとは次世代新型レーザーです。 これまで一般的に使用されてきたシミ取りレーザー(いわゆる「Qスイッチレーザー」。例えば、QスイッチYAGレーザー、Qスイッチルビーレーザーなど)は、「ナノ秒」レーザーです。 ピコレーザーは、パルス幅が「ナノ秒」より更に短い、「ピコ秒」であり、これにより、シミ・くすみ・刺青治療が画期的に「早く」「優しく」治療できるようになりました。シミ・くすみ・アザ・色素沈着・刺青、全てに格段の効果を発揮し、乳輪乳頭の美白にも高い治療効果が得られます。 <こんな方におススメです> 〇もともと乳輪乳頭の色素沈着が強く色が黒い。 〇授乳後に色素沈着により黒くなってしまった。 〇従来のレーザーやトレチノイン治療などを行ったが十分な結果が得られなかった。 〇できるだけ早くピンク色にしたい。 <ピコレーザー(エンライトン)による乳輪乳頭の美白治療が従来の治療に勝る点>  〇ピコレーザー(エンライトン)なら1回の照射で治療効果が得られます。   〇レーザートーニングとの比較:レーザートーニングは10回以上の治療が必要になるので、効果の実感までに大変時間がかかってしまいます。頑張って継続したにも関わらず効果の実感もわかりにくいということがあります。その点、ピコレーザー(エンライトン)によるピコニップルケアは1回で効果がわかるので治療期間が節約でき、美白効果もしっかり実感できます。   〇トレチノイン・ハイドロキノン療法との比較:トレチノイン・ハイドロキノン療法は、赤みや皮むけがあり、かゆみを伴うなどケアが大変で、数か月継続しないといけません。使用方法を誤ると、乳輪周囲の綺麗な皮膚まで色素沈着を起こしてしまう可能性もあります。その点ピコレーザー(エンライトン)は照射後のケアが非常に簡単です。注意深くケアすることはなにもないので、気軽に治療を受けられます。  乳輪乳頭の美白治療を希望される方は、ピコレーザー(エンライトン)によるピコニップルケアも検討するとよいでしょう。

解説 ルーチェクリニック 池袋院

公開日:2016/04/24

「脂肪吸引の理論」

脂肪吸引

ここでは、脂肪吸引の理論についてご説明します。 ≪ダイエットと脂肪吸引の違いその1≫ まず、ダイエットと脂肪吸引の違いについてご説明します。 「痩せる」「太る」ということは、脂肪細胞が大きくなるか、小さくなるかと言い換えることができます。 脂肪細胞は思春期前までは図のように分裂し続けますが、実は思春期以降は分裂することはなく、一つ一つの脂肪細胞が大きくなったり小さくなったりすることで太ったり痩せたりします。 ●ダイエットの場合 ダイエットではそれぞれの脂肪細胞を小さくすることを目的とします。 しかし、頑張ってダイエットをして小さくなった脂肪細胞も、リバウンドでまた大きくなって太ってしまう可能性があります。 ●脂肪吸引の場合 脂肪吸引では脂肪細胞そのものを除去してしまうためわずかに残った脂肪細胞が大きくなったとしてもリバウンドしません。 これが、「ダイエットと脂肪吸引の違いその1」になります。 ≪ダイエットと脂肪吸引の違いその2≫ 皮膚と筋肉の間の脂肪層は2層に分かれます。 浅い層には細い血管や神経が走行していて皮下脂肪と呼ばれます。ダイエットにはこの皮下脂肪が反応します。 深い層には血管、神経はなく、LFDと呼ばれる脂肪層があり、ダイエットには反応しません。 分かりやすく言うと、ダイエットやエステなどの痩身はマッサージをして血行を良くすることで皮下脂肪を燃焼させます。LFDには血管がないため燃焼されません。 つまりLFDとは人間が餓死状態になる限界まで蓄えられている脂肪なのです。 女性がいくら頑張っても痩せない部分、それがLFDなのです。 脂肪吸引とは物理的にLFDを除去する施行となります。 これが、「ダイエットと脂肪吸引の違いその2」になります。 ●ダイエットの場合 皮下脂肪は燃焼しますが、LFDは燃焼しません。 ●脂肪吸引の場合 皮下脂肪,LFDを共に吸引します。 従来、教科書的にはLFDのみを取るというのが脂肪吸引の原則でした。 しかし臨床の現場ではLFDの除去だけでは効果が不十分のこともあり皮下脂肪層もある程度除去していくことがほとんどです。ただし皮下脂肪に関しては取りすぎると凹凸や色素沈着の原因となるため医師の経験、知識、技術が必要です。皮下脂肪は数mm残さなくてはいけません。 脂肪吸引の効果において、一番重要となるのはLFDの除去になります。そこから更なる効果を引き出すために、皮下脂肪層の吸引が必要となります。 LFDと皮下脂肪を部位によりうまく組み合わせて除去していくことが重要となります。 これが、脂肪吸引がボディデザインといわれるゆえんなのです。

解説 水の森美容外科

公開日:2016/04/09

Men's特集!薄毛・育毛進行度合い別ふさふさを取り戻す近道

薄毛治療

男性にとって、髪は若い頃からの大問題。カツラや人工毛では一時しのぎにしかすぎません。これから先ずっと、ということを考えるとやはり正解なのは、“自分の毛を増やす”方法。 これには「AGA治療」と「医療植毛」という2つがあります。薄毛がどれくらい進行しているかによって、どちらを選ぶべきかが決まってきます。 まだ、初期の段階… 「ハゲ始めた」「髪に元気がなくなってきた」「将来に備えたい」なら! AGA治療 【特徴】 ・個人の進行状況や栄養状態などに合わせて、専門医が適切な治療法を提案。 ・代表的な方法は、「最新育毛メソセラピー」と「内服薬」。 最新育毛メソセラピー(HARG法) ・毛髪再生成分を贅沢に配合したHARGヘアカクテルを、頭皮に直接注入(注射または浸透を促すダーマローラー)。 ・施術時間は約30分。術後の腫れや痛みはほとんどなし。当日からシャワー可。 ・月1回程度、症状や希望に合わせて複数回行うのが効果的。 →ここがポイント! HARGヘアカクテルの成分配合バランスや注入方法は、個人の状況に合わせてオーダーメイド。 内服薬 ・薄毛・抜け毛に効果があると医学的に証明されている成分を配合した「プロペシア」を毎日自宅で服用。 ・効果の出方を見ながら、薬の量や服用期間を調整していく。 →ここがポイント! プロペシアは、世界十数カ国で使用されており、効果と安全性を検証する米国食品医薬局(FDA)の認可を受けている。 ・最新育毛メソセラピーと内服薬を併用すると、より効果的。 AGAってなに? Androgenetic Alopeciaの略で、「男性型脱毛症」と訳されます。体毛の成長に関わる男性ホルモン(テストステロン)のバランスが悪くなり、ヘアサイクル(髪の抜け生え)が短くなることで、髪が次第に薄くなっていきます。 このAGAは、髪の毛が伸びる機能は弱まっているものの、発毛・育毛機能が失われているのではありません。毛の成長を正常レベルに回復させる治療を行えば、再び太く長く育つ可能性が高くなります。 すっかり薄くなって… 今すぐ、ふさふさの髪を取り戻したい人に! 医療植毛 【特徴】 ・自分の毛を毛根ごと移植。 ・毛根が生きているから、抜けても繰り返し生えてくる。 ・施術時間は約1~3時間。 ・希望デザインに基づいて、途中で確認しながら理想の状態へ。 ・術後の腫れは1~2日程度(個人差あり)。 ・術後2~3日から洗髪可能。 ・アフターケア不要。他の毛と同様に、洗髪や散髪ができる。 ≪ワンポイントアドバイス!≫ ・施術の選択について AGA治療では、ご紹介した2つの施術法のどちらがその方に向いているのか、また併用すべきか、それとも別の方法がよいのか、一人ひとりの状況やご希望に合わせて対応いたします。 ・できるだけ早い治療を AGA治療も医療植毛も、できるだけ早く行うのがおススメ。まだ初期段階という人も、そのままにしておくとどんどん進行してしまいます。植毛については、移植する毛がなくなってしまってはどうにもなりません。気になっているなら、1日でも早くカウンセリングを受け、治療をスタートさせましょう。

解説 高須クリニック

公開日:2016/04/09

「自然な若返り」について

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

老け顔に見える大きな要因として「法令線」と「マリオネットライン」があります。 どちらもシワの線ですが、よく見ると「溝」となって凹み、影が出来ているのがわかると思います。この影が老け顔を更に強めます。 通常はこの影をメイクで隠すようにしますが、その際に厚塗りをしてしまうとかえって老け顔に見えます。また口周りは皮膚が動くため厚塗りしてしまうと最悪の場合、ひび割れを作ってしまいます。 法令線やマリオネットラインの治療というとシワの線にそってヒアルロン酸を注入して膨らませることが一般的です。しかし、この方法で溝が無くなるまで注入してしまうと確実に不自然な仕上がりになります。 私が行っている治療は、まずアセスメントします。(アセスメント=現状の状態を診察した上で何が老けている原因なのかを突き止めること) 実はこの作業がとても重要となります。同じ法令線でも原因は同じではありません。タルミ要素が強い場合もあれば、脂肪などの組織の減少が強い場合、筋肉による皮膚の牽引が強い場合、骨の加齢性変化がある場合、紫外線の皮膚老化が強い場合など、どの要素に対して治療をするのか決めます。多くの場合は複数の要素が組み合わされているため、優先順位を決めて治療をしていきます。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/04/01

たるみに効果的なフェイスリフトについて

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

フェイスリフトとは、頬から首にかけた「たるみ」の治療です。 「たるみ」に対する治療の中では最も効果が高いですが、 ダウンタイムもそれなりに長いため年末などの休みを利用して 受けて行かれる患者さんが多いです。 最近は、そんな患者様が手術を受けてから1週間~10日くらいになるため 抜糸をされていく人が多いです。術後の腫れに関しては個人差が大きいですが、 「手術の効果は高い」とあらためて実感させられます。 「たるみ」に対する治療は光、レーザー、超音波、ラジオ波、熱波(赤外線)と 様々な低侵襲治療法がありますが、どれも手術と比べると効果は限定的です。 40代以上であれば誰もが経験あるかもしれませんが、 鏡をみて頬を少し引き上げてしまう動作。 実際にやってみると引き上げるのに意外と力が必要だとわかると思います。 低侵襲な方法ではそこまでの力に見合うエネルギーにはなりません。 手術で皮膚を引っ張って縫合しても鏡のようにはいきません。 皮膚だけを引っ張るフェイスリフトもありますがすぐに戻ってしまいますし、 耳が引っ張られ耳たぶが不自然になってしまうケースもあります。 当院でも行っているフェイスリフトは皮膚の下の膜(SMAS)を引き上げるため効果が高く 持続性も長いのです。その代わりにダウンタイムもそれなりに必要となります。 効果を優先するか簡単さを優先するか一長一短ですね。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/03/30

若返り・たるみ治療のミニリフトについて

しわ・たるみ整形(注入、糸、フェイスリフト)

顔の若返り手術やたるみ取りで最も効果的な方法は 外科的な手術によるフェイスリフトです。 医学的には「SMAS法によるフェイスリフト」を指します。 中には皮膚だけを引き上げるフェイスリフトもあり、 同じ手術的な方法に見えますが、効果は全く違います。 皮膚だけを引き上げるフェイスリフトは、 手術時間も短く1~2時間くらいで終了します。 「つまんだ皮膚を切り取り縫合するだけ」なので術後もほとんど腫れません。 手術時間も短く、ほとんど腫れずにたるみがひきあがるので、 最初は効果を感じることができるかもしれません。 ですが、引っ張られた皮膚は必ず戻ります。 だいたい6カ月くらいで手術前の状態に戻ってしまいます。 さらに皮膚は元に戻っても、切開した耳たぶ付近は引っ張られているため アゴと耳の境界が不自然になってしまうという症例もあります。 リフトした組織の固定が皮膚の縫合部になるので 切開した線に直接負荷がかかって傷が目立つ原因となります。 一方、SMAS法によるフェイスリフトは タルミの原因であるSMAS膜と皮下脂肪を引き上げることにより 若い時の輪郭に近づける手術です。 たるんだ組織を引き上げた結果、皮膚の余りがでるため、 この部分だけを切除して縫合します。 当然、皮膚には力がかからないため耳が引っ張られることもなく 傷もきれいに治ります。 しかし、手術する範囲が広いため効果も大きいですが、 術後のダウンタイムも長く2~4週間くらいまで腫れが続きます。 夏休みなどで1カ月以上休みを取れる欧米では問題ないでしょうが、 日本の場合は長期休暇を取りにくいかもしれません。 手術の効果は約10年と説明していますが、 実際には半永久だと思います。 双子(一卵性)のフェイスリフトを比較している論文があります。 これによると、フェイスリフトを「した人」と「していない人」で 10年後の比較をしていますが、「していない人」のほうが 同じ双子でもより老けていたという結果が出ました。 つまり、10年後も効果は続いているということだと思います。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/03/26

■目ヂカラを強くする方法

目・二重整形

顔の中でも最も印象が変わるのは「目」です。 目というと眼球と思われるかもしれませんが、 眉毛から下まぶたまでの範囲が関係します。 よく患者様から「目を大きくしたい」というご相談をいただきます。 「目」=眼球と捉えてしまうと目の開いている距離、 すなわち下まつ毛から上まつ毛までの距離を広くする、ということになります。 しかし、実際には「目」=まぶたであり、 顔全体の印象として「目を大きくする」ことになります。 目を大きくしたい場合に行われる方法のほとんどは埋没法です。 二重にすることでアイメイクが広がり目元を強調することができるため 目が大きく見える効果となります。 二重手術を行う際に注意している点がもう一つあります。 それは、目ヂカラを強調したい場合です。 目ヂカラは先に説明した「目の開いている距離」が関係します。 目の開きが弱く眠たそうな目つきだと目ヂカラは出ません。 逆に、目の開きが強いと目ヂカラが出ます。 しかし、目を開くと自然と二重の幅は狭くなるので (※目を見開いた状態を想像してください)なかなかバランスは良くならないです。 では、顔全体とのバランスを考えた上で、目ヂカラを強調するために注意する点を説明します。 それは、目の開いている距離(下まつ毛から上まつ毛までの距離)と 眉毛から上まつ毛までの距離(=まぶたの皮膚)です。 この二つの距離は通常の日本人ではまぶたの皮膚の方が長く、 欧米人ではまぶたの皮膚の方が短いです。 日本人の顔のバランスからだと、この二つの距離が同じくらいになると バランスが良くなり「目ヂカラ」が強くなります。

解説 大塚美容形成外科・歯科

公開日:2016/03/16

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