ルラ（LULA）美容クリニック 大宮院

施術の解説

見た目は殆ど分からない程度になっておりますが、触れると硬さはございます。

目頭切開術は蒙古襞に隠れた白眼部分を露出させて白眼面積を拡大する為に行うもの、下眼瞼に回り込んだ皮膚のテンションをリリースする手術と考えております。結果として涙丘が露出するのであり、涙丘を露出する為や内眼角距離を必要以上に短くする事はお勧めしません。欧米人と日本人は骨格・パーツ共に異なります。眼だけ欧米人になってもバランスが悪くなると考えております。

この患者様は以前にリドレープ法で手術されましたが、蒙古襞のテンションがリリースされず、傷跡も目立つため、目立つ部分の瘢痕切除+Z法で再度目頭切開を行いました。

眉下切開は皮膚を切って縫うという単純な手術の様に見えますが、実は奥が深い手術です。⠀
皮膚切開(毛包斜切開)、皮膚切除量の定量、眼輪筋の処理、丁寧な縫合が必要です。⠀
特に傷痕に関しては縫合技術が非常に重要な要素であり、縫合のトレーニングをどれだけしてきたかが結果にダイレクトに反映されます。⠀
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また、傷痕は約半年で成熟しますので、術後の創部の安静、保湿や日焼け予防は勿論の事、眉毛挙上の癖が抜けない方には額にボトックスを注射し傷にテンションがかからない様にするのも効果的と考えます。⠀