NEXUS CLINIC （ネクサスクリニック）

幼少期から膣カンジダになりやすい体質で、その都度小陰唇の痒みや場合によっては片側だけ腫れたりを繰り返すので、少しでも軽減したいのがきっかけでした。

このクリニックを選んだ理由

女性医師であること、家から通いやすい立地、在籍されている先生方の雰囲気。また、モニターの募集があったこと。

カウンセリング・施術前の説明を受けた感想

カウンセリングや説明はスムーズでした。当日は年末の大晦日で、しかも前日に予約をしたのでカウンセリング終了後に1時間程待ち時間がありました。

先生によると歳をとってから小陰唇も縮んでくることがあるのと、膣口を守る働きや乾燥から守る働きのために小陰唇の幅1センチ程度は残さないといけないとのことでした。
限界は承知した上で理想は可能な限り多めに切り取って欲しい旨を伝えました。

術後1週間経過し、脚を閉じて立っている時に大陰唇から小陰唇がはみ出ている感じは無くなりましたが、わりとしっかり小陰唇が見えている状態ではあるので
欲を言えばもう少し多めに切り取って欲しかったなぁという気持ちもありますが、そうすると縫う範囲も傷口も長くなったと思うので難しいのかな、と受け入れてます。

施術の内容・痛み・かかった時間

完全に眠った状態になる静脈麻酔でやる方が多いと言われましたが、5万円程料金が高かった事もあり笑気麻酔を選択。局所麻酔の瞬間が左右3.4箇所ずつ小陰唇に針を刺されるのでなかなかしっかり痛いですが、瞬間的に痛いだけなので我慢できない程ではなかったです。注射苦手な方はツラいかも。
局所麻酔がすぐ効くのでその後はそこまで感覚ありません。切られているのも分からず、周囲を触られている感覚が少しある程度です。
どちらかと言うと初めての笑気麻酔の方がちょっと不安な気持ちで臨みました。
鼻から吸いこんで3呼吸位でお酒に酔った時のやばいなーという時の感覚が来て、その後全身が動かしずらい、喋りづらいような麻痺した状態で安定しました。
効きすぎると気持ち悪くなるらしいので途中弱めてもらいました。

看護師さんによる術前の準備、手術台に上がってからの消毒などが30分以上あってから先生の施術自体は40分位？と思います。

来院から施術後までの様子

受付、カウンセリングシート記入、診察券代わりのアプリ登録(空メール送信後の自動返信で登録に進めるパスワードが送られてくるのですが、使えなくなっているキャリアアドレスを使用しなければならず返信が来なくて何度もやりなおしました。送信先をコピーして使えているgmailから送ってやっと登録できたのですが、恐らく最初のパスワード的なやつは全員一緒ではないかと思われるものだったので普通に受付で教えて頂けたらスムーズだと思いました。)

続いてカウンセリング、先生による診察、見積もり作成後にどのオプションを付けるかのカウンセリング、1時間程の待機後に施術。
術後30分は血がちゃんと止まっているかなど見るために待機、その後帰宅で14:00〜19:00近くまで滞在しました。

現時点までの経過

術後しばらく感覚は無く、5時間位でややジンジンズキズキするような感じて処方されたロキソニンを飲みました。翌日も外出先で痛むと嫌なので飲みました。
術後3日間続く麻酔(注射)をオプション2万円弱で付けたのですが、5時間で痛む感覚が戻ったので効果の程はいまいちよくわかりませんでした。
4日間程傷口から血が滲む感じでナプキンに付き、一度ナプキンにほんの少し皮膚がくっついてしまって剥がす時に血が出たので、次からナプキンの触れる部分にプロペト(精製されたワセリン)を塗っておいたら張り付かず快適でした。
お手洗いの後はできれば清潔なウォシュレットを使うなどし、毎回抗生物質入りの塗り薬を薄く塗るように言われていたので、それが結構面倒に感じで心理的に家以外でお手洗いに行きたくなくなります。

1週間で血はつかなくなり、傷口は塞がったようです。
傷口がピンク色で、その周りの切り取られなかった組織はやや色素沈着もあるので今は色むらが気になりますが、そこまで神経質になっても仕方ないかな、と思ってます。(事前に黒ずみ全部は取れないとの説明もありました。)

その他、クリニックへのメッセージなど

かかった総額23万円ほどの費用対効果としては本当にちょっとの変化だと思います。
切り取った組織を見せてもらいましたが、私の小指の爪程の面積で組織の厚さも5ミリに満たない感じです。
時間が巻き戻ったとして、もう一回やるかと言われたらちょっと迷います。

決して安くはないですが、対応してくださった皆様の雰囲気も良く、何より大晦日まで営業して下さっている事に感謝です。

施術後どのような経過を辿りましたか？

直後〜1週間は体験レポートの通りです。
血が付かなくなっても2〜3週間はお手洗い後の拭き取りなどは刺激があるので注意深く扱いました。
その間、抜糸不要の糸が細かくなっていってポロっと取れていく感じがありました。
傷口も最初は見た目でも糸の縫い目があり、触ってもザラっとして硬いものを確認できたのが、糸らしきものが全て取れると硬さは無くなりました。

この辺りで痛みの感じはたまにじんわりと感じる位の軽いもので、少しの腫れ感と傷口を抱えている違和感がある程度です。

現在術後1ヶ月で痛みを感じる事は無くなり、多少の引き攣れ感が残るのみです。

アフターケアの内容とその感想

直後から数日間はクッションの役割としても厚手のナプキンをショーツに付け、加えてガードルの着用が必須との事で持参しました。
無い場合はクリニックで5000円位？での購入もできるようですが、安いもので問題ないので用意するといいと思います。

術後、患部を圧迫する為に、ショーツとガードルの間にガーゼで包んだゲンコツサイズ程の脱脂綿の塊を挟むよう指示がありました。
1週間位だったか？は継続するようにとの事でしたが、異物感に耐えられず2日目には使用していませんでした。
出血がなかなか止まらないなどの場合は必須なのだと思います。私の場合はナプキンに少し血が付く程度で、ガードルの圧迫に加え昼夜ヨガスパッツを履いて過ごしていたので適度な圧と密着感があると判断した上での自己責任です。
また、ダウンタイム軽減オプションで電気メスを使用した為、切除部分からの出血がそれほど多く無かったのかなと思っています。

問題は処方される薬の中で一定期間使用マストなのが、飲み薬と塗り薬の抗生剤なのですが、それを飲んでしばらくすると予想通り膣カンジダの症状が現れて痒みを我慢するのがしばらく辛かったです。
慣れているので抗生剤を飲み終わってから婦人科で膣剤と塗り薬を処方してもらい治療しました。

満足度、良かった点など

体質によって繰り返す膣カンジダによる痒みや腫れ、ヒリつき症状に悩みがあった小陰唇を出来るだけ小さくしたく臨みました。
切り取れる限界がある中で、期待に対してはほんの小さな変化でしたが、見た目は良くなったと思っています。
私の場合で要したものと言えば、選択したオプション含め23万円ちょっとの費用、施術当日と別に2回の経過観察のための通院、何より2〜3週間は傷と共にするダウンタイム、もちろん無痛ではありません。
私以上に深刻な症状で長年お悩みの方にはお勧めしたいと思いますが、美容目的のみであれば、慎重になられた方がいかと思います。
(特に完璧な左右対称など造形にこだわりを求める方は、長さだけ対称になるよう切り取ったとしてもヒダの付け根部分の厚みが上から下まで左右対称でなかったり等、コストをかけても自分が理想とする仕上がりにはならないかもしれません。)

ちなみに夫からは、そんな事やる意味ある？と言われており、術後から今日までの1ヶ月間のうちに何度も何でやったの？と問われます。笑
パートナー含め自分以外の他人からしたら形だけのことなので全く気にもならないことのようですね。

その他、クリニックへのメッセージなど

どのスタッフの皆様も感じが良く親切で不快な思いをすることがありませんでした。
オプションなども無理に勧められるような事はなく、さっぱりとしたやり取りは私に合うクリニックでした。
ただ、慣れている方はいいですが、医療機関あるあるで予約時間に行ったとしても待ち時間がその都度発生します。
忙しい方は後ろに予定を組みづらくストレスを感じる方もいると思います。
自分なりに待ち時間の間にできる作業があったりイヤホンなどがあれば対処できるかと思うのでご参考まで。