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鼻整形数年後の感染について

  鼻の整形

Ako 20代 女性

鼻整形から4年が経ちました。

最近急に、プロテーゼを入れた鼻根部分が痛く、
写真のように鼻筋は(①)白く周りは少し赤みが出るようになってしまいました。目の疲れと頭痛も合わせて出るようになってしまいました。

全体的に突っ張る感じもあります。
また、②のように鼻翼部分の凹みが目立つようにもなりました。
③のように鼻先のニキビ?もなかなか消えません。

鼻の穴も左右差が目立つようになってしまいました。

元々施術したところへメールで問い合わせても良い対応ではなかった為、どこへ行けば良いのかわかりません。
感染でしょうか。

1 名のドクターが回答

九野広夫

2023-05-03

2084View

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1件の回答があります

1件目の回答

(2023-06-02)

鼻形成歴21年・他院修正専門Clinic Nine Fieldsの九野です。Akoさんの「鼻根部の痛み」や「頭痛とツッパリ感」、「鼻翼の凹み」等の諸症状の原因は、プロテーゼ周囲の被膜線維のパターンが変化した可能性を強く疑います。挿入後4年経過でも充分にあり得ます。

仮に病院を受診されて「特に異常はありません」と診断されたとしても、やがて拘縮や硬化、石灰化などが進行することが充分にあり得ます。鼻先端のニキビ様面疔等も、プロテーゼが内側から被膜を突く等の刺激が増幅し、更に被膜の硬化をきたすため鼻尖部の末梢血流障害による免疫機能の低下や慢性炎症化になる機序が今回の真相だと思われます。

尚、抗生剤や解熱剤服用は原因の治療にはなりません。締付け感や疼痛、変形や硬化等がみられれば、それだけでもプロテーゼは抜去するべきタイミングだと考えられます。

シリコンやゴアテックス等の異物は、例外なく人体の中で異物反応が生じるため数年~十数年かけて時限的に被膜拘縮が生じてきます。その程度には個人差がありますが、プロテーゼは決して一生モノではありません。また、当院に御来院された方の中には、鼻腔内の慢性炎症が発症し耳鼻科や脳神経外科を受診されても原因不明であった病態が、10年以上挿入されていたプロテーゼを抜去することであらゆる諸症状が根治された方もいらっしゃいます。

但し、抜去後にも幾つかの問題がございます。デッドスペースへの被膜内漿液貯留や残存被膜の癒着による拘縮、しこり形成等の術後合併症です。抜去後のデッドスペースを埋めるためには、異物であるシリコンやゴアテックス、壊死すれば異物応答反応が生じる耳介軟骨移植は選択されない方が宜しいでしょう。

当院では6ヶ月以上経過すれば自己組織になる人工真皮で補います。これは被膜拘縮も石灰化も起こしません。抜去後数ヶ月してから脂肪注入で形成する方法もございます。抜去だけで何も挿入や注入をされない場合は、特殊な固定法で拘縮を防ぎます。是非今後の御参考になさって下さい。検索のアドレス欄に下記アドレスをコピー&ペーストして頂ければ類似症例をご覧戴けます。

https://clinic-nine-fields.com/column/revisions-nose01/


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